移動する羊のつぶやきです。

by moving_sheep

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たくさんの人々と話す日々は、たくさんの自分を知る旅になった。
様々な形で世界が僕に語りかけてくるようだ。

「お前はお前のことを知らなくてはならない」

この歳になって自分発掘の旅をするなんて、思いもしなかったよ。まあ、もっとも絶えず自問自答を繰り返す日々だけれど。でも他者によって自分自身を掘りおこされる日々という意味では、僕は久しぶりに経験したのだ。きっとそんな時期なのかもしれない。

始まりは久しぶりにメールが来た「彼」からだった。

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by moving_sheep | 2010-08-24 18:00 | 稽古場レポート | Trackback | Comments(0)
「お茶をしないか?」

突然のたった一言のメールにビックリする。
彼からメールが来るなんて、なんて久しぶりのことなんだろう。
僕が昼間に時間があることを知っているからだろうか?
確かに平日の昼間につかまる奴なんて、そうそういないだろうから。

僕はまだ起きていたので、すぐ返信をだした。「喜んで」と。すぐに電話がくる。そもそもアナログな人なので、メールなんかしない人なのだ。僕が昼間に寝ていることを知っているので、メールをしてくれたのだろう。携帯電話ですら、それほど必要としていないんじゃないだろうか。

電話にでると彼は、こんにちは久しぶりだね、と言ったあとに、「ありがとう」とゆっくり優しく言った。

この人は感謝の言葉を惜しまない。
いつでも、アタリマエという感覚に陥らない。
気を許しているからという理由で、人をナイガシロにしない。
親しき仲にも礼儀がある。
僕が、断るワケがないことを知っていても、決して乱暴にはならない。

そして二時間後に待ち合わせをして、僕らは久しぶりに会った。

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by moving_sheep | 2010-08-15 21:02 | 稽古場レポート | Trackback | Comments(0)
落ちてゆく感覚で目が覚める。
または土砂降りの雨でマドロム。
刹那を求めて何かが覚醒する。

つまり僕は強烈な夢によって目が覚める。
しかしそのどれもが、すべて悪夢と呼ばれる種類に属している。

まただ。また悪夢を見続ける日々がやってきた。

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by moving_sheep | 2010-08-11 20:53 | 稽古場レポート | Trackback | Comments(0)
翼のない天使がいて、僕に微笑みかける。
それは無邪気で天真爛漫で、まるで夏の太陽だ。
僕は悪魔で堕ちて底を這う。
つまり僕は二度堕落する。

堕悪魔だ。

空から地に堕ち、大地からさらに底に堕ちる。

そこで這いずりまわりながら空を見上げて、空の蒼さの意味を知る。

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by moving_sheep | 2010-08-02 17:08 | 稽古場レポート | Trackback | Comments(0)