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  <title>移動する羊　是楽日:‘17干支物語弐‐酉‐バード・クロニクル</title>
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  <modified>2017-12-04T11:08:08+09:00</modified>
  <author><name>moving_sheep</name></author>
  <tabline>移動する羊による稽古場の一つであり、呟きの場であり、表現の場所　物語・小説・詩・遊び</tabline>
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    <title>移動する羊  干支公演・弐 －酉－『バード・クロニクル』12月2日（土）3日（日）上演いたします！</title>
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    <issued>2017-12-03T22:00:00+09:00</issued>
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    <created>2017-09-12T17:50:42+09:00</created>
    <author><name>moving_sheep</name></author>
    <dc:subject>‘17干支公演弐‐酉‐バード・クロニクル</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[移動する羊　干支公演・弐 －酉－<br />
『バード・クロニクル』<br />
<br />
作・演出：愛川武博<br />
音楽：石橋りょう<br />
<br />
【出演】<br />
律人（劇団ピンクメロンパン）<br />
Mana-T（TEAM空想笑年）<br />
坂本一朗<br />
結城遊輝<br />
<br />
鈴木淑心<br />
中村仁美<br />
竹中勇貴<br />
湖子<br />
<br />
藤田祐子<br />
石橋りょう<br />
加田斎<br />
タケケ<br />
<br />
【衣装・メイク】MOKI（BIG MOUTH CHICKEN ）<br />
<br />
＜チケット＞<br />
前売り・当日2500円<br />
高校生以下1000円<br />
<br />
＜開演日時＞<br />
12月2日（土）<br />
14:00<br />
19:00<br />
<br />
12月3日（日）<br />
14:00<br />
<br />
受付・開場は各30分前より<br />
各回定員45人<br />
<br />
<br />
[予約フォーム]<br />
https://www.quartet-online.net/ticket/bird-chronicle<br />
<br />
<br />
 &lt;場所&gt;<br />
新生館シアター<br />
住所：〒170-0011 東京都豊島区池袋本町1-37-8　中村ビル2F<br />
 HP：http://kitaike-shinseikan.<wbr>com/index.html<br />
<br />
【アクセス】<br />
・東武東上線「北池袋」駅より徒歩1分<br />
<br />
<br />
バード・クロニクル、その始まり  <br />
<br />
来栖啓太郎は語る 始まりは2015年の12月23日。<br />
奇妙な日だった。朝に春が来て、昼に夏が来て夕方に秋になり、また冬のように一日が巡った日のことだ。俺たちは昼間の夏に浮かれ、ある川原に行った。そこで奇妙な物語に巻き込まれる。物語の始まりはキャンプ場にふっと現れた。猿だ。階段の横にある少し小高い岩の上に、小さな子どもの猿が居る。まるで母親とはぐれたかのよに、周りをきょろきょろと見、そして、俺らを見つけると、微笑んだように見えた。<br />
琴乃が子猿に話しかけた。 「どうしたの？母親とはぐれた？」すると蓮がさらに子猿に声を掛けた。「誰かを探しているみたい。だから迷子じゃないよ。」<br />
俺は言った。<br />
「もし探しているとしたら、一体だれを探しているんだ？」その時、頭の中に声が響いた。<br />
<br />
 〈森の王。〉 <br />
「え？」“森の王？”おそらく頭の中でこの言葉を繰り返したのは、俺だけじゃないはずだ。そして何より、この頭の中に響いた声を自然と引き受けているのも俺だけじゃないはずだ。つまり俺たちは、もう既にこの時点で奇妙な物語に両足を突っ込んでいたのだ。蓮が言った。「ひょっとして。」“ん？ひょっとして？”琴乃が言った。「おそらく。」“ん？おそらく？”「なんだよ蓮、琴乃。」俺のその質問の後に琴乃が子猿に向かってこう言った。「ひょっとして、君が語りかけているのかな？」<br />
〈やっぱり君たちには聴こえたか。〉<br />
また頭の中に声が響く。「あなた、何者なの？」琴乃が聞くと、声が答えた。<br />
〈俺は王になれなかった。王の残留思念だ。この子猿の身体に憑いて、お前たちに話しかけている。お前たちに直接語りかけるほど、もう俺には力が残っていない。それでも王は王だ。いや、厳密に言えば王になれなかった王子か。とにかく、俺たちのことは“見えざる王”とでも呼んでくれればいい。〉<br />
「見えざる王？」蓮が言った。「その見えざる王が私たちに何の用なの？」琴乃が言う。<br />
〈俺は…。〉<br />
俺たちはかたずをのんで、ただ答えを待っていた。すると、その森の見えざる王はこう言ったんだ。<br />
〈お前たちの中に王になれる資質を持っている者が二人いる。それも一人は、俺が慣れなかった森の王だ。お前だ、ソコに居る男。〉<br />
<br />
「俺？！」俺は答えた。<br />
<br />
〈お前じゃない。〉<br />
「えぇ～。」俺は落胆した。<br />
〈つまり、お前だ。〉<br />
「蓮？」俺は振り向いた。その時の連の瞳の中にあった奇妙な輝きを俺は今でも忘れられない。 「僕が森の王？」そう言うと蓮は森を見た。「じゃあ、俺は俺？」<br />
〈お前は王にはなれないが、うん、王を守る剣士にはなれそうだ。どうやら二人の近くに居て、そのような素質が身についたのかもしれん。どうだ。蓮とやら、森の王を目指してみないか。〉 <br />
その時、遠くの方で、奇妙な鳥の鳴き声を聴いたような気がする。すると見えざる森の王は言った。 <br />
〈くそ。風か。愚かなことを。身体を手に入れても、俺たちは、リアルには敵わない。いつか消える定めだ。いつか取り込まれ、いつか消える定めだ。〉<br />
蓮が言った。「ならば何故お前は、俺に森の王になることを勧めるんだ。」<br />
〈俺は欠片でもいい。俺の魂の思想を誰かにバトンしたいんだ。どうだ。森の王を目指さないか、王子よ。取りあえず、ここはいったん引き揚げるとしよう。それまでに決めておくんだな。王を目指すか目指さないか。〉 <br />
その時、はっきりと、鳥の声が聴こえた。空を見上げると、一匹のカササギが森の上空を渡っていた。ふと気付くと、子猿はもう居なくなって声も聞こえなかった。簡単に言う。それから俺たちは、別々の道を歩くことになる。それは、王子と姫の王になるそれぞれの道だ。後半は適当に喋ったが、まぁこんなもんだ。分かったか。つまり森の王を目指し叶わず森そのものになっちまった蓮のなきあと、頂を目指しているのが、俺が守っているのが風の姫さまってワケだ。<br />
  <br />
<br />
<br />
<br />
<br />
風の王を目指す姫と王子には力があった。<br />
<br />
<br />
自分の魂の風を具現化する力。 <br />
その名は＜ウィンド＞ <br />
姫と王子の奏でる音楽の風を力に、闘うウィンドたち。 <br />
アコーディオン・シンセサイザー・バイオリン・リコーダー・ベース・パーカッション<br />
  <br />
そのそれぞれの姫と王子に、ウィンドが存在する。<br />
<br />
<br />
そのウィンドたちは出現し。<br />
<br />
踊り闘う。 <br />
そして謎の男、Soul magician。 <br />
<br />
<br />
<br />
物語は、王を目指す者たちの戦いの12か月だ。<br />
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