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短編演劇企画クリスマスパーティー参加作品「妄想収集家」終わりました。

ありがとうございました。

藤田祐子の情熱から竹中勇貴を迎え、妄想羊飛翔編が始まり、やっとこさ一つの終わりに辿り着きました。
それはそれは、二人にとって辛く楽しい日々になったようです。
辛さ7割かもしれないけれど。
それでも二人は役者だから、作品が(つまり自分達が辿り着くことが)本当の楽しさに繋がることを経験上しっているので、なんとか踏ん張り続けました。
でも、上手くなってゆく二人を観ているのはとても楽しかった。
うまくなってゆく自分達を実感するのは楽しかったみたいだ。

でも、もっともっと目指すべきものは先なのだ。

正直公開ゲネの二日目最終日がとても良くて、ここからさらに先に行けるだろうと思っていた。そしてキャンディハウスに入って音響の音量のレベルチェックをしている時の二人の演技はさらに上がっていた。面白いものである。役者なんです、二人とも。だからこそお客様が入って、また変わってしまった。ざんねんだ。大切なものを大切に出来なかった。でもそれもまた良し。なのだ。もっともっと作品を面白くしたいと思うことでしか、僕らは辿り着けないことを知っているから。だから終わって三人、反省会しました。うふふ。終わったのに。

なにはともあれ、楽しんでもらえて、楽しんでくれる人が居て本当に良かった。

藤田祐子さん、「やりたい」と言ってくれてありがとう。
竹中勇貴くん、「是非やりたい」と言ってくれてありがとう。
シンドクても頑張ってついてきてくれてありがとう。

そしてなにより、観ていただいたお客様本当にありがとうございました!
by moving_sheep | 2010-12-24 18:43 | 妄想収集家 | Trackback | Comments(0)

何も喋らない藤田祐子は雰囲気のある美人的風貌をしている。
いやつまり美人だ。
そうつまり可愛い。
それを言うと。

「えー変な顔だって言われます!」
「ああ、確かに変な顔かもな~」
「はい!」
「じゃ変な顔界の美人だよ」
はっとして、それでも一瞬瞳をキラキラさせたりする、変な子だ。
誰もがこの作品のタイトルを聞いて妄想収集するのは彼女だと思う。
そしてそれは間違いでもない。

彼女は空白のまま妄想する。

その妄想を積み重ね、いつしか物語に組み立ててゆく。
彼女のスゴいところは良くも悪くも、ゼロだということだ。
ゼロから欠片を集めて、積み重ねてゆく、ひたすらに勤勉なところだ。
彼女は収集している。

自分を収集している。

ひたすらに勤勉に、たまに愛をなくし、立ち止まってもまた、集め始める。
いつしかそれが自分の、自分だけの物語になることを目指して。


僕らの妄想は、加速する。
by moving_sheep | 2010-12-23 19:07 | 妄想収集家 | Trackback | Comments(0)

かなりナイーブな男である。
誰かれそのナイーブさを見せるワケではないけれど、一度ナイーブが発動すると、なりふり構わずナイーブである。
その切れ味は凄まじく、どんどん自分を切り刻む。
さらに真面目だからタチが悪い。
それでもそれを抱えながら、彼は演劇のあらゆるバリエーションを跳ぶ。
次々に跳びながら移動している。
移動する羊の真骨頂を、ナイーブに遊びながら駆け抜ける。
それは彼の潜在意識を、世界へ放つタカミへの飛翔だ。


僕らはさらなる妄想へと、翔ぶ。
by moving_sheep | 2010-12-23 19:00 | 妄想収集家 | Trackback | Comments(0)

12月22日の公開ゲネにお越しいただいたお客様、本当にありがとうございました!

妄想羊は、役者気質の二人の座組み。
なので、こういうことがひょいと起こる。

作品のクオリティーが一瞬で跳ね上がる。

まだまだ、やるべきことはたくさんあるけれど。
まだまだ、辿り着かなきゃならない場所は先だけど。
さらなる飛躍を僕らは、この心と身体で覚悟する。

お越しいただいたお客様、本当にありがとうございました!
妄想羊は妄信する。
いや、猛進する。
信じる力を、表現にして。


なにはさておき、僕らは再び妄想収集中
by moving_sheep | 2010-12-23 07:14 | 妄想収集家 | Trackback | Comments(0)

12月21日の公開ゲネにお越しいただいたお客様、本当にありがとうございました!

妄想収集家、なんだかやること盛りだくさんな芝居なんです。
かなり、ぎゅっと詰め込まれています。
役者力のタカミに、竹中勇貴、藤田祐子、頑張って挑んでいます。
様々なアプローチを要求されながら、あがいています。

二人はコテコテの役者人生を歩んでいるので、それが良くも悪くも影響するのです。

今まで使ってこなかったような所を、使うことを要求されながらの妄想の日々です。
そして公開ゲネで初めて他のユニットの作品を観て、なんだか想うこともあったようで。
自分達の作品を観てもらえて、何かしら思うことがあったようで。
さらにタカミを目指せる心構えも出来たようで。
最初から覚悟あるつもりでも、そして覚悟に辿り着いても、さらなる上の覚悟が待っている。
もっともっと、です。
そう思いました。

それもこれも観に来ていただいた皆様のおかげです。
本当にありがとうございました!


なにはさておき、僕らは再び妄想収集中
by moving_sheep | 2010-12-22 12:15 | 妄想収集家 | Trackback | Comments(0)

藤田祐子はなんだか、ユルリだ。

14日の火曜日に妄想収集家のトオシをした。
ヨーコが公開ゲネも本番も観に来れないからなのだが、しっかりハッキリ作品を観せるのは創世編から含め、初めてのことである。
いつも本番前には人に観てもらいたく、公開トオシや公開ゲネをやるのだが、さらにそれ以前に観てもらえる人がいるのはアリガタイ。

何故ならばお客様がいるという状況は(それが俳優たちにとって大切な人だとより、良い。その人に素敵な作品を観せたいと思う緊張感とモチベーションは、飛躍的に役者をタカミへと引き上げてくれる、ことが、ある、からだ。そんなことは関係ない役者も多いけど)やはり今まで気づかなかったことや、その作品の意味を知ることが出来るからだ。
勿論僕を含めて。

ヨーコには感謝だ。

何故ならばそう、藤田祐子にとってまさに火曜日のトオシは、そのような意味を持っていたからだ。

彼女は僕が求めるたくさんのリアルが、なかなか出来ない女の子だ。
決して器用な子ではない、と思う。
バリエーションも少ないし、心も頭も身体もなかなか使ってくれない。

彼女はユルリだ。

それでも大変な思いをしてリアルを積み重ねて、トオシで片鱗を(いやかなり面白かったのだが、あえて片鱗という。何故なら僕はまだまだ遠い先、未来を見ている。だからその片鱗を)観せてくれた。
笑った。
可愛かった。
セツナクなった。
様々なリアル。
様々な想い。
様々な表現。
痛みも喜びもセツナサも楽しさも怒りも笑いも、すべてが等価で対等に、在る。
彼女は女優さんなのだ。
お客様の前で、ちゃんと魂が動く人なのだ。

彼女は何処まで行けるだろう。

演劇妄想少女の妄想が、現実の演劇のタカミに届き、そのタカミにとって代わり、さらに凌駕することを妄想する。
いや妄想させる。
それが彼女の素敵なところだ。
願わくば、そのままその通り、妄想が、現実にとってかわることを。

彼女の演技にはそう思わせる余白がいっぱいある。

彼女はその空白とささやかなリアルと想いを積み重ね、そうして彼女はいつかその地層の年代記を語りだす、ことを僕は未来図に描く。
そして僕らのやることは、その未来図から今この瞬間に未来を持ってくる作業だ。

僕らは行くのじゃない。
未来から持ってくるのだ。

いや、正確には行きながら、未来から、未来にある作品のタカミを持ってくるのだ。

さて、僕らの作品はどんな素敵な未来にいる?



なにはさておき、僕らは再び妄想収集中
by moving_sheep | 2010-12-18 13:13 | 妄想収集家 | Trackback | Comments(0)

彼の語る想いは、所在

昨日、妄想羊の竹中勇貴の個人練習をすることに突然なった。それは前日の朝イチにメールが来たからだ。
「ふじちゃん不在ですけど、みてもらえませんか?」

恋というのは会ってない時が重要だと、誰かが言っていた。
会っていない時こそ想い、育み、意味を知る。
稽古をしない1日が何かを育むことがある。
それは勿論、作品の存在が心の中に在ることが前提だけど、忘れてしまっていても構わない。
何故なら僕たちは意識をコントロールしようとして、出来ることを増やそうと苦労して、表現のバリエーションを広げようとしようとすることで、初めて無意識が輝きをます。

そしてその無意識が、作品を爆発的にタカミへと持ち上げてゆく。

あがくことでしか、踏ん張ることでしか、無意識は僕らに語りかけてはくれない。

でもその語りはふとした時にやってきて、それを聞いた僕らは瞬間、自分の本当の意味を知る。

それは奇跡に近い感覚だ。

僕らは偶然を積み重ねて奇跡を目指す『演劇』という集団創作をしている。
それは偶然に頼ることではなく、むしろ偶然に頼らない、ひたすらにあがく行為だ。
大切なものに向き合い、リアルに向き合い、積み重ね、初めて偶然が向こうからやってくる。
踏ん張れば踏ん張るほど、偶然が積み重なってゆく。

無意識も同じだ。

意識を、リアルを、積み重ねることでしか圧倒的に美しい無意識は現れてくれない。
そしてその無意識こそ役者の魅力だ。
作品の強さだ。
物語だ。

僕らはそれを目指している。

竹中勇貴は1日の空白で、そんな片鱗をみつけたのかもしれない。
彼は恋をしているのかもしれない。
彼は偶然を手に入れようとしているのかもしれない。
圧倒的無意識を手に入れ、たい、のかもしれない。
そう思うような個人練習だった。



なにはさておき、僕らは再び妄想収集中
by moving_sheep | 2010-12-17 18:46 | 妄想収集家 | Trackback | Comments(0)

妄想羊飛翔編

勿論始まりは、妄想羊創世編が公演中止になった時からだ。
いえ、創世編なんて記してますが、はい、今勝手に前回を創世編にしているのら。
てへ。
妄想羊の最大にして最強の呼び名の高い妄想少女、藤田祐子の一声から始まった。

「妄想収集家やりましょうよ」

登山家にとって山があれば登ると同じように、演劇妄想少女、藤田裕子にとって脚本と演出家と上演する機会があるのなら、それは上演されるべきことなのだ。ごくごくアタリマエのことなのだ。僕は、あのキラキラと情熱に溢れた瞳を忘れられない。
とはいえ、藤田祐子は今日まで意外とノンビリしたけどね。
めちゃくちゃ時間あるのに台詞覚えてな、い、じゃ~ん。
君は本当にやりたいのかっ!
と思うこともしばしばだが、まあ、彼女の中では燃えている、らしい。

そんなワケであとはそう、相手役だ。
そして何より相手役を探すのは大変だ。
さて、どうする?
となった時に候補にあがったのが、竹中勇貴その人だ。

(そのあたりの役者決定のやりとりを記した呟きが11月21日のタケケのカテゴリーにあるのでよろしければどうぞ)

彼はまさに役者という、感じ。役者がやりたくて、役者のスタンスを持っている。

そんな彼と話していたら、なんと僕と同じささやかな趣味(いや趣味というほどではない、が、趣味)があることが発覚。それは、『お部屋賃貸雑誌』を読むということである。これは求人募集の雑誌を読むのと、ほぼ一緒なのだが、部屋を借りるテイで、新しい我が家を妄想して楽しんでいるのだ。(つまり賃貸雑誌や、求人雑誌は新しい部屋や、職場を妄想しながら読むと、めちゃくちゃ楽しい、の)
なんということだ!
彼は妄想を買っていたのだ!
いや、これはそう、妄想を集めていた、と、言っても、過言では、ない!!!

・・・・・・。

いえ、はい、過言です。
こじつけです。

なにはともあれ、僕らは演劇妄想少女の熱い想いに引っ張られ、なんだかんだと『妄想羊』という座組みを新たに組み直すことになったのだ。
それは頂を目指す登山家のように、演劇が好きな演劇のタカミを目指す、役者の座組みになった。

自分が妄想の産物だと感じている永遠妄想少女(という歳でもないけど)藤田祐子。

漫画が好きで妄想を買うことが好きな永遠の27歳(ずっと昔からその年齢で言われる)竹中勇貴。

その二人のユニット名はそう、妄、想、羊!!

・・・・・・。

前と一緒ジャン!
飛翔してないじゃん!
えー?何々、なんて言えばいいの?
募集しちゃう?
募集しちゃう?
ユニット名募集しちゃう?
どんなんがいい?
ん~?
はっ!

とりあえずは、妄想羊ギアセカンド。(俺は妄想王になる!)
え?え?え?違うかっ。ならば、スーパー妄想羊人?(オッス!おら、妄想)
あるいは、妄想スタンド?(無駄無駄無駄無駄~)
妄想卍解!(妄想万歳みたいだな。料理しちゃう?爆ぜろ、妄想!)
むしろ、九尾の妄想ですか~?(そもそも九つの意味がワカラン、だってばよ!)
もうこうなったら、ぴゅ~と吹く妄想。(髭妄想、ウォンチュー!あっこれはマサルさんかっ)
長寿にあやかって、こちら移動する妄想羊前派出所。(そんな警察官、やだっ)

そんなこんなで、募集中です。
うそ!?
ホントに?
うそ、遊んだだけです。
むふー。
子供か!

そう子供だ。
僕らは妄想で遊ぶ子供なのだ。
子供の心で、表現のタカミで遊ぶ、子供なのだ。

だから、僕ら藤子、竹子、愛子、三人の子供で世界に散らばった妄想を集めるぜ。
(何故、子、なのかはさておき、ね。いや、はい、子供だから、です。すみません安易で、まあ)

よ、ろ、し、く、お願いしまする。

三人で面白い作品にします。



なにはさておき、僕らは再び妄想収集中。
by moving_sheep | 2010-12-16 18:22 | 妄想収集家 | Trackback | Comments(0)

これは僕の妄想かも

ごめんなさい。

『妄想収集家』

公演中止になりました。

理由をどう書くべきか?
本当のことを書くのか、それとも、一般的(なのかな?)に諸事情により的な感じでお茶を濁すか、いやいやそれは、どうなの?とか自問自答を繰り返し、結局今の時間になってしまいました。連絡すべきところには連絡をして、しかしなんだかその後はボーっとして。はてさて。

ま、でも、書くかな、と。

これはこれで良い経験でした。

知りたくない人はスルーしてください。

More
by moving_sheep | 2010-10-30 20:15 | 妄想収集家 | Trackback | Comments(0)

彼は重ねる。
繰り返しクリカエシ悪行を重ねる。
それは生命をまっとうする悪行だけではない。
魂を渡り歩く悪行。
つまり時代を超えて積み重ねられる、行。
徳を積むのではなく。
悪を積む。
さらなる純粋な悪を目指すべく。
転生を繰り返し、悪を積む。
そして彼は濾過されて、純粋なる悪魔になって空から降りてくる。




彼は何度も何度も失敗した。
悩み、足掻き、思考した。
ただ思った。
ただ考えた。
それは生命をかけての思考だけではない。
魂を渡り歩く思考。
つまり時代を超えて積み重ねられる、考。
徳を積むのではなく。
悪を積むのではなく。
思考を積む。
さらなる純粋な思考を目指すべく。
転生を繰り返し、思考を積む。
そして彼は濾過されて、純粋なる人間になって大地から空を歩く。



そして長い旅路の果てに、最後の場所で二人は出逢う。
出逢い、また出逢い、さらに出逢う。


そうして彼らの本当の物語は始まった。


なにはともあれ、僕らはひたすら妄想収集中。
by moving_sheep | 2010-10-29 17:47 | 妄想収集家 | Trackback | Comments(0)