移動する羊のつぶやきです。

by moving_sheep

カテゴリ:世界が終わらなかったかわりに( 20 )

ありがとうございました!!
なんとか無事に終わりました。
たとえ、30分の作品でも、膨大な量の情報と想いと物語を詰め込んでいるので、それを表現する役者は本当に大変だと思うのですが、なんとか踏ん張ってくれました。
やれる全力を出して。
でも、まだまだ作品のタカミは先にあって。
いつも、どんなに良くても、同時に次の表現が見えてきて。
終わりがない。
僕らは終わらない。

なにはさておき、少しでも楽しんでもらえたのなら、幸いですが。

お客様とヨーコさんと音響の海老原さんには本当に感謝しています。
作品につきあってくれてありがとうございます!
僕一人じゃ作品は作れないので、あなたがたの協力が僕の財産です。
一人で立ち、誰にも甘えず、媚びず、物語を、想いを、届けようと思えば思うほど、みんなの協力が身にしみます。肯定も否定もすべてが僕にとっては意味のあるもので、大切な想いです。みんな子供のように好きなこと言って。すべてあなががたの、気持のままに。
本当に、ありがとうございます。
ちなみに三日目があるのかは、わかりません。
ムフー。

とりあえず、ひとまずは、なにはさておき、感謝です。

本当に本当に本当に、皆様、ありがとうございました!!
by moving_sheep | 2010-09-19 08:16 | 世界が終わらなかったかわりに | Trackback | Comments(0)
彼女はあまり話すことを好まない。
いや、普通に話すし、普通に会話をするし、普通に人の話を聞く。
ただ、多くを語らない。
だからといって、語るべきものが何もないというワケではない。
むしろ、彼女の中に『語るべき、モノ』は溢れている。
ただ、黙ってその彼女の中の『語るべき、モノ』に水を与え、太陽を与え、育んでゆく。
それは、複雑に絡み合い、重なり合い、大地と空に広がってゆく。

そして彼女は森になった。

そうして彼女は物語になった。

彼女の沈黙の先に、膨大な量の世界が広がっている。

きっと「あなた」は彼女の先に、色を見るだろう。
想いを視るだろう。
物語を観るだろう。
彼女は混沌の森。
太陽の羊。

そうして、彼女は終わらない。
by moving_sheep | 2010-09-18 11:52 | 世界が終わらなかったかわりに | Trackback | Comments(0)
厳しい状況にも、辛い状況にも、演劇のことだけに関してはずっと耐えてきた。
ひたすらに旅を続け、ひたすらに人々に出会い続けた。
過酷な環境すら、彼を成長させる『演劇』であった。

つまり彼は、遊牧の民だ。

でも、それと同時に、常夏の楽園にも適応しちゃうってとこがあるワケで。
そこが怖いとこでもあるし、そんな能天気なとこも良さだ(と信じたい)

さて、果たして彼は今、何処にいる?

移動する民の、移動する演劇。

そうして、彼は終わらない。
by moving_sheep | 2010-09-18 11:32 | 世界が終わらなかったかわりに | Trackback | Comments(0)
明日、当日来れそうなら、是非いらしてください。
上野キャンディハウスへの行き方を載せておきます。
よろしければ是非。

★上野キャンディハウスへの行き方。

住所
東京都台東区上野2ー11ー12上野TKS6F

電話番号
0358183653


☆JR御徒町駅北口からの行き方

①コウカシタの交差点横断②駅背にして左折
③大通り横断
④左折、TSUTAYAを左手に直進
⑤サンクスで左折
⑥直進すると一階に焼きトン屋の入ったビル、6階


☆東京メトロ上野広小路&都営上野御徒町から

A3出口を出ると「4」の地点に出ます。そこからTSUTAYAを目指してください。あとは一緒です。


☆JR上野駅広小路口or不忍口から

駅を背に右折。大きなTジロを横断、左折して、京成上野駅、交番を左手に通過変な形の交差点を越えて、上野マックのある交差点を横断、サンクスを右折、あとはまっすぐです。

ちょっと分かりづらいかもしれません。すみません。企画主催者の精一杯の説明です。分からない場合は愛川にメールか、キャンディハウスまで電話ください。

愛川武博
loveriver@di.pdx.ne.jp


明日心よりお待ちしております。
by moving_sheep | 2010-09-17 19:36 | 世界が終わらなかったかわりに | Trackback | Comments(0)
最後の稽古が、ついさっき終わりました。
もう、ただただ、ひたすら時間がある限り繰り返し、『世界が終わらなかったかわりに僕らは終わった』の世界を始め、終わらせ、始め、生きてゆく。

ひたすらに、生きる。

この『世界が終わらなかったかわりに僕らは終わった』を僕らは生きている。

まるで、僕たちの生きている世界とは関係ない世界のお話なのに、なんだか僕らの日常にとても密着している物語だ。夢の中の、何処かの街の公園の、電車に乗っている隣の人の、物語なのかもしれない。世界を浮遊するその物語の中で、僕らは生きる。

なにはさておき、明日はいよいよ、本番だ。

全力で、物語を生きるしかない。

ヨーコとタケケで。

ん?
でもなんだか、この「ヨーコとタケケ」ってネーミング、昭和のディオ歌謡歌手みたいだね。
まあ、いい。よ。
とりあえず、謳歌しよう。
さあ、本番だ。


そんなこんなで、今日も僕らは終わらない。
by moving_sheep | 2010-09-17 18:32 | 世界が終わらなかったかわりに | Trackback | Comments(0)
ヨーコから数日前の稽古を始める前に、ある男の話を聞いた。

それはJR中央線の車内でのこと。
外国人の男性と日本人の女性、その二人の子供の三人家族。
その家族の、子供をベビーカーに乗せている奥さんの方に話しかけてきた、謎の男の話だ。

彼は外国に興味があるのか、しきりに英語の話をする。
「何処で英語を習ったのですか?」
「大学です」
「何処の大学ですか?」
「それは答えたくありません」
「あなたは、知らない人に、何処の大学に通っていたかを教えるのはイヤな人ですか?」
「・・・・・」
「住んでいる場所は?」
「いや、それはちょっと」

奥さんはやんわりと断る続ける。
外国人の旦那さんはよく分かっていない。
ヨーコは子供と男の間に立ち、子供を守る。
勿論、ヨーコとは関係ない人たちだ。
いざって時のために。
とりあえず、何事もなく無事、下車。
稽古場で「怖いねーそれはー」と恐々として言っていた。

そして話は今日の稽古場に行く朝のこと。
九時にJR中央線に乗っていた時に、一人の坊主のひょろっとした、黒のTシャツに白文字で『I LOVE N.Y』と書かれた男が目の前を通った。そして二つ右隣に座っている外国人に語りかけていた。
「アメリカですか?」
「いえ、私はイギリスです」
「あっ失礼。間違えました」
そういうと、そそくさと他の車両に移動した。
そう、皆さんの予想どうり、僕はその時に確信したのだ。

ヨーコの言っていた、英語好き男だ。

勿論、今朝、さっそく確認した。
風貌を聞いていなかったので、風貌をヨーコに言って確認したところ、一致することが判明。同じ男なのだ。しかし、英語好きじゃなくて、明らかにアメリカ好きじゃん。『I LOVE N.Y』って。そりゃーイギリス人じゃ、ダメだ。こんな偶然がおこるのか?そもそも、すぐ「あいつだ!」とワカルお互いのイメージの共有が素晴らしい。これは、芝居が上手くいっている証拠なのかもしれない。そもそも、ヨーコと僕は、まるっきり好みが違うし、合わないことが結構あるのだ。それなのに、イメージを共有出来る。いやむしろ、違うからこそ、なのか?むふふ。なんだか楽しくなってきて、こりゃー稽古に熱が入るってもんだよ。

そのようにして今日の稽古が始まったのだが、荒野を歩くで買ったCDプレーヤーが壊れて動かなくなってしまった。
しょうがないので、古いやつを使っていたら、それも動かなくなってしまった。
しょうがないので、パソコンで音響を入れる。

なんてこった。

世界が終わらなかったかわりにCDプレーヤーは終わった。

このようにして共有と終わりを繰り返し、僕らの稽古は続いてゆく。

そんなこんなで、今日も僕らは終わらない。
by moving_sheep | 2010-09-16 18:44 | 世界が終わらなかったかわりに | Trackback | Comments(0)
目が覚めたら世界が終わっていた。

そんな感じだった。

その日、あまりに突然、彼女はいなくなった。とても遠くの方で「終わり」は終わりを迎えた。僕が知ることの出来ることは、「終わり」が残した、残り香だけだ。それは笑顔や。声や。優しさ。つまり、ささやかな日常。そうして僕は自転車に乗るたびに、エスカレーターで立っている時に、走っている間中絶えず、稽古中にある台詞が役者から語られる一瞬に、彼女を思い出して、ただ上を見上げて息をつく。その瞬間、頭に浮かぶ彼女はいつも、犬とじゃれあう少女のままだ。


彼は2週間、誰にも発見されずに「終わり」の中を生き続けていた。変な表現だけど、発見されるまで彼の「終わり」は終わらなかったのだと思う。人と接することが好きな彼が、孤独の中で「終わり」を迎える。勿論、人は基本的には孤独だ。だからこそ人とツナガッタ瞬間に奇跡を感じ、永遠の意味を知るのかもしれない。僕はその話を聞いて、遠い昔、居酒屋に行くエレベーターの中で、彼と笑いあった、たわいもない瞬間を思い出した。「あいちゃんは面白いなー」いえ、僕はただの愚か者ですよ。それを聞いて彼は優しく笑う。それはささやかな会話。だけど鮮烈に残っている日常だ。

たて続けだった。

まるで『世界が終わらなかったかわりに僕らは終わった』と呼応するように、現実世界の「終わり」の物語は、僕の所にやってきたのだ。

そして思う。

なんのマエブレもなく「終わり」はやってくることがあるんだなって。

僕はずっと思っていた。終わりは緩やかにやってくるものだって。
突然、出現するから、突然終わったように感じるだけで、終わりはいつもゆっくりやってくる、はずだった。

奇跡がゆっくりやってきて、突然、出現するように。
狂気が静かにやってきて、ある日一瞬で一線を越えるように。

でもそんなことなかったよ。あったんだよ。すべての順番を無視してやってくる圧倒的「終わり」っていうものが。

繰り返し、繰り返し、僕らは小さな「死」を迎え、いくつもの「終わり」を経験してゆく。

僕らは今、稽古場で終わりと始まりを繰り返している。

彼女と彼の笑顔に背中を押されながら。


そんなこんなで、今日も僕らは終らない 。
by moving_sheep | 2010-09-16 10:32 | 世界が終わらなかったかわりに | Trackback | Comments(0)
9月18日土曜日に公演をやります。
演目は「世界が終わらなかったかわりに僕らは終わった」太陽の羊。
一応、再演ではなく、公演2日目です。
7月に初日を駒込ラグロットでやって、今回は上野キャンディハウスにて、上演をいたします。

駒込ラグロットの時と同じ、3団体による、作品発表企画のヒトツです。
同じ企画を、場所を変えてやりまする。
狭い場所で、席数も限られているので、オハヤメにご予約ください。


★会場
上野キャンディハウス


★タイムテーブル
15時オープン

15時30分
1作品目
☆移動する羊
『世界が終わらなかったかわりに僕らは終わった』

作・演出   愛川武博
役者   ヨーコ   タケケ

16時15分
2作品目
☆伊藤敬市
『幻滅』

17時
3作品目
☆篠原優
『赤い金魚』


☆チケット 1000円(ワンドリンク付き)


会場への行き方は、ご予約いただいたら、改めて案内を送ります。


またいつもの如く、作品に関することや、作品作りの稽古場の様子を羊ブログに書くので、よろしければ読んでください。
読まなくても、楽しめるけれど、読めばいっそう楽しめると思います。

羊ブログのカテゴリーの中で「世界が終わらなかったかわりに僕らは終わった」を開いていただければ、今まで書いた内容をすべて見ることができまする。
作品のエッセンスがいっぱいです。
観て読むもよし。
読んで観るもよし。
読んで想像だけするもよし。

よろしければ是非いらしてくださいませ。

観劇希望の方はloveriver@di.pdx.ne.jpまで『観劇希望』とタイトルに書いてメールください。
by moving_sheep | 2010-09-10 10:04 | 世界が終わらなかったかわりに | Trackback | Comments(0)

公演です!妄髪力

最近、髪を伸ばしちゃおうかなって思ってる。ロングヘアーに憧れている。なんだか髪の長い自分を妄想している。でも心の中で叫んでいる。

イマサラ無理でしょっ長髪なんて!

ワカッテルよー。ワカッテルヨー。おいらの髪には力がないよぉー。コシもないよぉー。ツヤもないよぉー。そもそも髪が少ないよぉー。貧弱、貧弱~。

でもね、伸ばしちゃおうかなって。

実は一度だけ、僕は長髪の時代があった。肩まで伸ばしていて、髪を後ろで結んだり、そのままおろしたり、オサゲにしたり(!?)と、長髪を楽しんでいた。んで一部、長髪好きにモテた。いやホント。

いるんだね~髪が長い男子が好きな人が。
ヒゲが好き、みたいなものか?

ちなみに、結んだらそれなりに見えた(と勝手に思ってるんだ)けど、髪おろしたら、クセが中途半端にあり、コシがないので、決してサラサラロングヘアーでもなければ、フワフワウエーブヘアーでもない。かろうじて髪の量が多かったので、なんとなく、それなりに見えていた、とやっぱり勝手に思ってた。根拠のない自信。
だから、それなりに、ある種の女子には長髪妄想ビジョンってのが発動したんだろうねー。

妄想は妄想を呼ぶ。

しかし長髪というだけで、好かれたりもした、が、勿論同じようにバッサリと否定された。

「長髪やめたら?似合わないよ」

何度言われたことか!(いや、むしろ、そっちのほうが多いのか?)

それでも。

それでも。

それでも、長髪にしたいのじゃー。

つまりは長髪妄想ビジョンに囚われているのは、僕自身だということなのだ。妄想の中では超長髪美人なのら。ちなみに薄暗い場所にいるとよく言われたものだよ。

「あれ?金城武?」




いや、ホントだって!
ウソじゃないって!
言われたんだもん!
それも一回じゃないもん!

見事に暗闇限定ですが。

まあ、ほぼ幻想です。
ニュアンスです。
金城君見るたびに、逆にヘコみます。
むしろ恥ずかしいです。

というわけで吉田拓郎よろしく、僕の髪が肩まで伸びる、までに結婚相手を探して、髪が肩まで伸びたら結婚しようと思うのだ。これはむしろ願掛けじゃ。そして結婚式で断髪式をしてやるのだ。


そんな感じで妄想ライフ。
そんな感じで演劇ライフ。
そんな感じで世界が終わらなかった人生を満喫している。

なにはともあれ、僕らは生きているのだから。

愛川です。

公演やります!
by moving_sheep | 2010-09-10 09:47 | 世界が終わらなかったかわりに | Trackback | Comments(0)
「世界が終わらなかったかわりに僕らは終わった」にお越しいただきありがとうございました!!

なんとか終わりました。
でも実は終わらないのです。

さらに完成度を高めるために、稽古します。
そしてまた同じ座組で公演を打ちます!

「世界が終わらなかったかわりに僕らは終わった」は終わらないです。

さらなる高みと深遠を目指して。

まずは公演初日にお越しいただきありがとうございました!
公演二日目を目指して、稽古を頑張っていきます!!

予定としては9月に公演します。
公演二日目が二ヵ月後だなんて・・・。


本当に、今日も僕らは終わらない。
by moving_sheep | 2010-07-18 10:53 | 世界が終わらなかったかわりに | Trackback | Comments(0)