移動する羊 是楽日

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移動する羊による稽古場の一つであり、呟きの場であり、表現の場所 物語・小説・詩・遊び

『私空』~2026年4月23日(木):目先想創


大切やサインは、微細なところに出る。
些細なことのように感じる。
ヒントは微にある。
ホンは微にある。
神様が微に宿っているように。
でも小さいから力を発揮できない。
神は無力だからね。
魔が無力であるように。
ただ気づかせてくれるだけだ。
いざなうだけだ。
力を持っている自身に動いて貰うために。
行使してもらうために。
その気づく力が働くと『違和感』になる。
だから違和感を無視しない方がいい。

モノを落とし、どうにも残心がなく、丁寧さが無くなっている感じがしている僕は、そのようなことを考えながら、雲で覆われた空を見上げる。朝でありました。



今日の雨はいいなぁ。

素敵な雨がある。
何だろう?
成分でも違うのかしら?
今日の雨はいい方の雨。
もちろん低気圧の影響はある。
しかし心持ちを洗ってくれる雨がある。
わくわくさせてくれたり、力を貰ったり。
逆に苦手な雨もある。
基本的には雨、好きだけど。
冷たい雨とか?
でも冷たくても心地いい雨はある。
だから考える。
「きっと組成が違うのではないかな…?」
ずっと前からぼんやり思っていた。
旅行先でだと顕著にある。
この土地の雨はイイ…とか?
あと、雨の時の匂いもある。
おそらく揮発される土地の匂い。
これでも変わる。
ある意味、僕は雨研究家だ。
いや雨天収集家でもいい。
むしろ雨使いだっ。
……いや雨は使えないか……。
それなら『私雨の旅人』と名乗ろう。
うむ。
これぞまさに世間で云う中二厨だね。
うふふ。
でも素敵じゃない?
しう。わたくしあめ。わたしあめ。
局所に降る、狭い範囲に降る、雨のこと。
自分の空に降る雨。
それを求めて旅する旅人。
です。
そもそも日常は疑似旅だ。
移動している先の空がある。
その日の心の空がある。
一人だけの空がある。
時に仲間たちとの空もある。

日本列島が雨だったとしても、天の氣に愛されている(自称)僕は、必ず『私雨』はあるのだろうなと感じているのです。そして私空が晴れでも雨でも曇りでも雪でも、やはり僕は心動かされ感謝を覚えるのです。

地上から上をすべて空と云うのなら?
僕たちはまさに空の中を歩いている。
空と共に生きている。

私雨に感謝を持って。
私空を想い描いて。
眠ろうと思います。
おやすみなさい。


愛川武博


by moving_sheep | 2026-04-23 22:08 | 目先そうそう | Trackback