いよいよもってストレンジャー・シングス5を観、始めた。これが最終章。終わる。終わってしまう。たださすがにもう終わってくれないと困るのも事実だ。しかし1話目を観て、あまりの眠さ(作品がつまらないのではなく、自分自身の睡眠不足)によって、離脱。一気観しようと思っていたけれど、結果、眠ったら、今また夜中まで起きているという事態に……。
絶賛、サイクル崩れまくりです。
『龍の方向』というメモだけがガラケーに残っていた。記憶にはないのだけれど、おそらく目先で書こうとしてそのまま寝落ちたのだと推測される。眠気で15時くらいに布団へ入った。その時に彼は何かを思ったのだろう。そして彼は(僕だけど)まるでダイイング・メッセージを残す被害者のように、このメモを残した。
いったい被害者は…いや犯人か……?……は、我に何を伝えたかったのだろう?龍が向かう方向に、いったいどんな意味が込められているというのか……?
僕は推理をする時に一つ、犯人の気持ちになって考えてみることがある。犯人の思考から事件を読み解くのだ。「……よし…そのやり方を使ってみよう…」と考え実践してみた。
結果……全然分からない。
まるで…だ。
彼はいったい僕に何を伝えようとしたのか…?
その時、ふと、風がごうごうと部屋の外で鳴っていることに気がついた。そういえば今日はずっと鳴っていた……そうか…そうなのだ…!彼はきっと『龍の咆哮』と書きたかったのでないのか?風の強い今日、ずっと気龍が暴れている。彼は考える。「まるで龍の咆哮のようではないか……」と。まどろみ、意識を失っていく中で、彼はそのことを僕に伝えたかったのではないのか…?
……しかし本当にそうなのか?
こんな大したことない事を……本当に…?
いや、そうだ。そうに違いない!だって大したことない事を、大したことあるみたいに書く奴じゃないか!うむ。うむうむ。きっとコレが真実だっ。
しかし残念なことに、その真実を知る術はもうない。失われてしまったのだ。犯人の、いや被害者の、違う、僕の……あの時、心を動かされ、形にしたいと溢れた『想い』はもう、死んでしまったのだ。
ああ…思う…思うよ。
「眠れないからだな…こやつ…」
こういうの書くときはね。
だいたい時間あるとき。
余してるとき。
うん。
わるのりだ。
そこまで引っ張るメモじゃない。
大したことじゃない。
ええ、ええ、そう。
そういうトコよ?
ホント……おそろしい子っ…。
犯人に告ぐ。
「早く眠りなさい」
愛川武博