『無意識の君はとても可愛い』~2023年4月25日(火):目先想創
朝方に少し眠り、起き、また再び眠ろうとするが眠れない。
風邪をひいている。
食事をして薬を飲んで、しかし眠れないまま、横になり。
脳だけでも休ませる。
昼食を取り、薬を飲んでも眠れない。
効かない。
また横になり、眠ろうとするも何度も起き、何度も悪夢を見る。
「ああ、まるであの人が僕に会いたがっているかのような夢だな」
と思いつつ、悪夢ではある。
基本的に伝えたことは本気だから、いつでも会う準備はあるのだけれど、不思議と聴いてないのよね。
なんて思いながら、痛みとも苦しみとも言えない重さの中でもがいている。
幾つか思い出した。
「二人では無理でも数人なら大丈夫」とある人に伝えたのに、連絡が途絶えたり。
「一つだけ、形にして行動してくれれば大丈夫」とある人に伝えても、ずっとソコだけ無視して、何とか続けようとしたり。
聴かない人は結局、聴かないので、結果は自ずと自然な所へ流れてゆく。
不思議なのである。
恐くもある。
何よりおそらく自分では聴けていないと気づいてないことが。
無自覚や無意識は時に美しく、時におぞましい。
力をもった天使と悪魔。
でも、そういうモノが強くて大きくて足掻いている人を結局僕は、魅力的に感じるのだろうな、とも、思う。
同時に、その魅力を持ちながらもっと先へと行けるのになとも、思う。
無は、時に圧倒的に美しい。
ふとある人の、伝えてしまい自覚させ消えてしまったクセが、戻ってきた時の瞬間の気持ちを思い出した。
あの時、とても心が動いた。
嬉しく思った。
殺してしまったと思っていたら、生きていてくれたことに、身勝手ながら嬉しくなった、安堵した。
いつかその〈無〉さえも、しっかり引き受けられるほどになると、僕自身も何か変わるのかもしれない。
一つ、意識してみよう。
頑張ってみよう。
無に居る君を愛してみよう。
そんなことを思いながら、朦朧としながら、今日が終わる。
愛川武博

