『地球瞰』~2023年2月4日(土):目先想創
記憶している限りじゃ初めてのプラネタリウム。
そこから『星を見る会』に参加して、天体望遠鏡で火星と木星と月とオリオンを見る。
毎月限定の抽選に当選したので。
とはいえ親子連ればかりで、大人だけなんて居ませんでしたが。
天体観測なんて小学5年生のとき以来。
散歩しながら、市の施設に向かう。
空は晴天。
まさに星観測日和。
ボランティアの人の調整してくれた天体望遠鏡を、アドバイスのもと覗き込む。
煌々とする惑星が、恒星がそこにいた。
僕は時に俯瞰する。
鳥瞰する。
飛行機や山頂、高層ビルの上から見下ろした時に見た街や町や野山や人をフィードバックしながら、地上に居ながら自分を上から視る。
逆もある。
高みから、その風景に立ち見上げる己を視る。
視ると自分の中に変化がかすかに起こる。
いつかはもっと大きな意味に変化するかもしれないという予感をたずさえ、本当にささやかに。
俯瞰。
鳥瞰。
獣瞰。
魚瞰。
爬虫瞰。
虫瞰。
僕は移動する。
視点を。
思考を。
存在を。
でも星を見て、宇宙から見る感覚がなかったなって思った。
俯瞰はきっと空に成る感覚だと感じていて。
俯は『身をかがめて下を向く』という意味だから、きっと身体想像が及ぶ範囲が空までだったのだと思う。
宇宙。
宇宙飛行士になったら、知ることが出来るのだろうか?
地球を見る宇宙瞰が。
あるいは地球瞰が。
いつか行ってみたいと思った。
そこへ。
その場所へ。
愛川武博

