王子☆レポート

王子に行くのは、北区つかこうへい劇団のオーディション以来だぜ。きゃ☆かすみです。

んなわけで、今日は稽古に一瞬顔を出したあと、王子に行ってきました。戸越銀座ではありません。王子小劇場です。えー乞局というところの芝居を観に行ってきたわけですが。この劇団は、観ると人間やめたくなるような芝居をやっているわけですけども。時間ギリギリに劇場に入ると、まずは可愛い女の子が喪服で迎えてくれます。いつも思うんですけど、喪服ってかわいらしいですね。どうせならベールとか被ってて、受付のくせしてすっごい気取ってたりとかすると、より萌えなのですけどね。そんな密かな欲望を胸に秘めて、開演を待ちます。パンフの写真がいつも不気味です。そして芝居が始まると、相変わらず、とても舞台に立ってるとは思えないようなローテンションで役者が出てきます。ストーリーとか説明してもいいんですけど、まだ明日もあるので、その辺はざっくり割愛します。あれ?割愛したら、他に書くことがなくなりました。困りましたね。えー、中学生役が二人いたんですけど、どっちも問題なく中学生に見えました。一人は私の後輩で、1つしか年は変わりませんが。犯罪ですね。でもかわいいから許します。白いハイソックスがすっごいまぶしかったです。あとは・・・途中で殺される人がいるんですけど、あれ位の大きさの小屋だと、死体役も大変ですね。いつ息をするのかとそればかりが気になりました。そうそう、それ位の小屋の大きさに加えて、テンション低いため、客は常に音を立てないように緊張しています。なので、暗転になると、その隙を逃さず、一斉に身動きします。暗転の瞬間、暗闇が蠢きます。感動的です。ちなみに、下手にアパートの扉があるのですが、その中が見えるのがツボでした。最初に扉があいたら、その狭苦しいスペースに二人の男性がぎっちりつまってるのが見えました。きっと下手に座ってると見えないですね。もし、私のこのあてのないレポートを読んで行ってみようという奇特な方がいらっしゃるならば、上手の座席がオススメです。

そんな感じ?今日は私のテンションが芝居のそれよりも遥かに低かったので、いつも感じる不愉快さをなんなく乗り越えてしまいました。健全な精神を持って行ったほうが、面白いでしょうねえ。嫌悪感倍増です。え?勿論褒めてますよ?さ、あなたも私も王子へGO!

by moving_sheep | 2005-06-12 01:04 | Trackback
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移動する羊による稽古場の一つであり、呟きの場であり、表現の場所 物語・小説・詩・遊び


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