目先・9月29日【もんてんスタインウェイピアノサロン】

9月29日の目先
今日は、門天ホールの【もんてんスタインウェイピアノサロン】へ参加した。
本当は、【ストリートピアノすみだがわ】に参加する予定だったのだけれど、台風が近づいていたので、ホール内で行われた【もんてんスタインウェイピアノサロン】に変更。
ホールに入ると、その真ん中にピアノが一つ置かれていた。
なんだか、生きているみたいなピアノ。
私は楽器についてあまり詳しいわけではなくて、でも、今日はそのピアノにとても魅了された。
鍵盤を、軽やかだったり、しなやかだったり、力強かったり…触れて弾んで弾く指。
音が出ているのはピアノからだけれど、時々、「指から音が出ているんじゃないかな。」って思ってしまう、魔法の指。
一人がピアノに合わせて、鈴を鳴らし始めると、どこかでもう一人がマラカスを鳴らし始める。カスタネット、ウッドブロック、鍵盤ハーモニカ…等々… 一つずつ増えていく音を確実に感じながらハーモニーを奏でる。
一年前に【ストリートピアノすみだがわ】で出あった方達にも、また今年も出あえたりした。一年分だけ年を重ねて一年分だけ変化したそれぞれが、また集まって音楽を響かせる、そんな再会の音楽。
そうして、「また来年。」なんて去っていく。私は一年後の自分に想いも馳せる。
不思議なことで、その【ストリートピアノ】であった人たちを、この一年の間覚えていて、思い出したりもしていて。再会というのは、会わなかった時間に目が向きがちだけれど、もう一度【会った】からこそ再会。出会いの瞬間にはたくさんが詰まっていると思う。
音楽を奏でるたびに、空気に音が弾け飛ぶのを感じた。目には見えないけれど、響いて空気を震わせたり、きらきらきらって輝いたり。
音を耳だけではなく、肌や目でも感じられる、門天ホールの【もんてんスタインウェイピアノサロン】音や輝きや心動を忘れないと思う。
祐子

