20年前と同じ布団の中で

 かだにゃんです。
 昨日・一昨日は、体調を大幅に崩してしまい、稽古を欠席。
 みんなが集まれる貴重な稽古時間なのに、本当にご迷惑をおかけしましたにゃ。

 金曜から寝込んでしまいまして。
 ところで今回のお芝居は20年前のお話ですが、まさに20年前の2月、部屋で一人、
布団の中で咳き込んでいたことを思い出しました。病院に行ったのですが、回復の兆し
なく、その後、3ヵ月くらい入院しました。
 その入院期間が、これまでの人生でアタシがもっともものを考えていた時期かもしれ
ません。あのころ毎日、日記を大学ノート2ページくらい書いていましたね。それまで
考えていたいろいろなことを整理できたようにも思います。引っ越しのときダンボール
に入れたけど、どこ行ったかな。

 この入院で、3月に決まっていた舞台を降板し、退院直後、初めて出たお芝居で、タ
ケケさんと出会いました。あのとき、体をこわさなかったら、タケケさんに出会えなかっ
たかもしれないですね。
 入院中考えたこと、病気のおかげで出会った人、それがいまの私を支えているかもし
れません。
 長期入院が決まって失意のうちにあったあのときの自分に教えてあげたいですね。

 なにはともあれ、今回は早く回復さないと。  


by moving_sheep | 2017-02-13 21:01 | キノコ荘奇譚 | Trackback
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移動する羊による稽古場の一つであり、呟きの場であり、表現の場所 物語・小説・詩・遊び


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