移動する羊 是楽日

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移動する羊による稽古場の一つであり、呟きの場であり、表現の場所 物語・小説・詩・遊び

8月25日「それでも僕らは荒野を歩く」`13 楽回

18時開演。

『荒野には魔物が棲んでいる』

そうとしか思えない出来事が起こる。
初演の時もそうだった。
とても、大きな苦しみの中で、作品を上演した。
今回も、魔物にとり憑かれる。

作品が3分の1にさしかかる頃。
役者が大きな物語の展開を間違える。


そんなことが起こるなんて予測もしない瞬間、憑かれた。
あるいは、疲れた?
初演がフラッシュバックする。
“途切れた”。
つまりシーンをすっとばす。
お話が後半になるにつれて、ピースが一つ一つかみ合ってゆく構成になっているから、一つ構成やワードを落とすと、途端にオハナシが分かりづらくなる。
役者が、舞台上で構成しなおす。

頭に一瞬よぎる、上演を止めるか?と思うほどの衝撃。
でも、思う。

ショウ・マスト・ゴー・オン。

それでも僕らは荒野を歩かなければならない。

そうやって歩いた先に、きっと意味があるのだろうと思う。
そのために、全力で「絶望」しようと思った。
僕は客席の後ろで、その様に“在った”。

役者二人と音一人。
三人は足掻き、それでも失敗は連鎖する。
はたから観たら、ワカラナイことであったりするのだろうと、思う。
それも分かっている。
その中で、明日のために足掻き、意味を刻む。
ただヒタスラに。

そうやって、僕らの荒野を歩く旅は終わった。




数少ないお客様でしたが、それでも観ていただいたことは、とてもとても大きな意味を持つものになりました。

来てくださったお客様には、心から感謝しています。
ご来場していただいたお客様、本当に本当にありがとうございました!!


ラブリバー(愛川武博)
by moving_sheep | 2013-08-26 12:31 | それでも僕らは荒野を歩く`13 | Trackback