8月10日稽古場日誌・【ラブリバー】~レスポンスという名の感謝~

土曜日の稽古の報告。
「それでも僕らは荒野を歩く」

世界に応える、大切なことを大切にするために。

【抜粋】

稽古場の前の公園で。
動きの確認をし、野外公園の条件に近付けて、外で通してみようということになりました。
外は、広々としていて、開放的でした。なので、外に助けられた部分と、外に悩んだ部分とがありました。主に悩みました。
特に難しかったのは、いわゆる、長ゼリフというものです。
「伝える」をしつかりともたないと、何を誰に伝えているのかがわからなくなる感覚がありました。
お客様もいなかったので、余計に?架空のお客様を作ることもできましたが、それは楽な方に流れることだったのでやめました。
客観的な見え方を意識したりはしましたが…。
亮くんに(時に英真、時にツクモ、時に大悟等々…)に向けたり、世界に向けたり(外だとこれが向けやすいでした)、お客様に向けたり、自分に向けたり、他にも色々、もっと細かく分けていくことが必要だと思いました。外も中も同じなのに、改めて痛感することに、反省します。

外では、伝えるが意識しやすいです。できていないことを含めて。主にできていないことを。中で伝えた気になってしまっていることに大きく気付き、中で小さくしてしまっていることにはっとします。これもまた、中も外も同じなはずなのに。気になっているだけで終わらせないようにしていきます。野外でしたことは、屋内にも生きてくると思い。



そうして今日も彼女は“荒野”を歩く。

by moving_sheep | 2013-08-13 20:39 | それでも僕らは荒野を歩く`13 | Trackback
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移動する羊による稽古場の一つであり、呟きの場であり、表現の場所 物語・小説・詩・遊び


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