2011年羊稽古場 八十三日目/配役がまだ全然決まっていないのだが、一つ決まる
太古からの記憶が生きている。
誕生と滅びを繰り返し、その地層の上に立つ。
そして僕はそこで音楽を奏でる。
そこは、僕だけの、孤独の王国。
そう言っていた彼女とは久しく会っていない。
彼女はまだ、その心に地球を飼っているだろうか。
記憶の上に立っているだろうか。
音楽を、奏でているのだろうか。
愛川です。
10月26日、まだまだ決まらない配役にやきもきしている後關行伸の配役を決めるべく、さらなる読み合わせを進める。
そして決まる。
パンゲア。
ちなみにアダ名であるが。
パンゲア。
地球は昔、一つの大陸を抱えていた。
しかし大地はワカレ、移動を始める。
“移動する大地”
僕らはもう戻ることはできない。
私たちは一つになることはできない。
俺たちはただひたすらに、移動する。
それでもあの頃に戻ろう。
大陸が一つだったあの頃へ、せめて魂だけは帰るのだ。
大地だ。
大地の声を聞け。
それは君だけに届く、始まりの声。
それは魂に響く、地球の歌だ。
後關行伸。
彼の魂はどんな歌を奏でるのだろう?

