2011年羊稽古場 六十六日目やってくる風は、僕らを何処に誘う
高校からの友人に殺された。
でも友人と言って良いのか?
違う気もしている。
そんな彼に殺された。
死んで思ったことは。
僕は何処にも届かない。
愛川です。
8月9日は、急遽やってきた稽古場参加者と本編稽古。
僕の好きな役を、その彼女を想定して書いていたので、とても期待していた。
彼女と、田中秀明と、加田斎とで台詞を合わせてみる。
初めは、さすがに馴染まない。
しかし、少しアドバイスをすると面白いように吸収する。
もともと、あたまの良い子なのだろう。
どんどん面白くなってゆく。
人って面白い。
何より人が面白い。
本当の大切な部分に向き合えば、役者はあっという間に成長する。
それには、まず何より謙虚さだ。
しかし謙虚さだけではダメなんだなと、最近思う。
正確には、本物の謙虚さでないとダメ、なのかもしれないが。
探っている。
感じている。
考えている。
それを引き出すコチラ側にも、やれることが、まだまだ様々あるのだ。
現場は、シンドイ。
だからこそ、ワカルことがある。
リアルは圧倒的だ。
でも、距離も重要だ。
幻想が力にあることだって、ある。
夢をみよう。
遠く、近く、高く、低く、深く、浅く、広く、狭く。
あらゆる場所で。
リアルと向き合いながら。
僕らは理想と現実とを、足の裏で感じながら移動する。
2011年8月9日/12月8日シトラスちゃん本編初日まで、あと3ヶ月と30日。

