2011年羊稽古場、十九日目は役者全員集合

ラーメンが食べたいと思っていた。
ヒタスラにラーメンが食べたいと思っていた。
ここ1週間。
昨日食べた。
心の中で泣いた。
でも、一緒に食べた普通のチャーハンとレタスチャーハンのほうが旨かった。
愛川です。



3月4日の稽古は狭い稽古場に大集合。

スタッフキャストが密集しながら、2エピソードをやるのでもう混沌。

あっちゃこっちゃで台詞が飛び交い、それでもチームごとに集中しながら稽古しているのだから、なんだかその混沌ぶりがむしろ演劇だ。

みーみーみーに大きく演出をつけながらも、細かい演出を瞬間つける。
その大きな演出はスッタフトオシに向けての全体的な動きなのだが、実はこの瞬間につけた演出の意味が6日にやったトオシのクオリティーを左右する。
これが演劇の面白さだ。

一つの意味が全体を変える。

TAKEsは僕がつけた動きと反応の演出をベースに、他のスタッフが見てくれる。
しかし、たまに横から口をだし、違うことをやるのを訂正する。
どうにも、刻まれていない。
大丈夫か?
と思いながら、みーみーみーを見るが、やはり6日にやったトオシに反映される。
これが演劇の怖さだ。

混沌の中を十九日目は終わったが、「これからが勝負だなと」痛感する稽古になった。

つまりこれから、さらに面白くなる未来が見えた。

楽しみだ。

by moving_sheep | 2011-03-07 15:43 | 稽古場レポート | Trackback
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移動する羊による稽古場の一つであり、呟きの場であり、表現の場所 物語・小説・詩・遊び


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