届くことはないとワカッテいても声を大にしなければならない時がある
という長い叫びのタイトル。
そして本文にはこう書いてあった。
「アドレス変更しました登録お願いします☆」
なんじゃいそりゃ!
意味がわからないが、しょうがない。
そういう人だ。
何々、また占い師にでも何か言われた?
そうでしょ。
絶対そうだよ。
そんなことを思いながらメールを返した。
「なんでそんなこと聞くのでしょうか。誰かに何か言われたのでしょうか?」
すぐ返ってくるメール。
相変わらず打つのは早い。
「ブログ読んだ。あれだね。アタシのこと書いたね」
あっ読んだんだ。珍しい。はい、書きました。素敵な誕生日プレゼントだったもので、つい。すみませんでしたっ。
「イイ、けどね!!」
あっイイんだ。そう。良かった。ちなみにまた書いてます。全然気にせず書いてます。
「愛川君の周りの人たち、アタシまるっきり知らないしっ!あれ。つまり、つまりアタシのことも知られていない!むー!」
ん?ん?なんかセツナイ?ひょっとしたらちょっとセツナイ?
ちなみに一人だけ知ってるじゃん。
薄くだけど知ってるじゃん、とメールしようとしたが、絶対忘れているので言わないことにした。
「何故ブログを読んで恋していると思ったのでしょうか?もしくはしていないと思ったのでしょうか?」
今度は返信に少し時間がかかる。
「愛川君、結構簡単に好きって言うでしょ」
まあ、ウソじゃないし思ったらね。
「まあね、思ったら言っとくのも良いと思うけど、それはどの“好き”かってハナシですよ」
まず人間とし…。
「あなたのことだから人間としてとかって言っちゃうんでしょうけどさ」
あっよくお分かりで。でも人間としての尊敬は基本でしょ?
「確かに尊敬ありきさ」
あっとことん心読まれている。
ん、デジャヴ?
「でもねーやっぱり女子は女の子として好かれたいものじゃないか」
いや僕は女の子として好きになるし、女の子として好きだと意思表示するつもりですけど。
つまり男子として好きな人もいる。
「つまりめたらやったら愛していると簡単に言うな!」
はぁ、すみません。
「それを読んだ他の女の子はどう思う!?」
いや別に僕を好きな女の子が居ればのハナシだけれど、そんな女の子はいないんだから、良いじゃないかい。
誰にも迷惑はかけていませぬ。
それに恋していて愛している人ですよ、付き合ったりする人は。
つまりこの先、恋したり愛したり出来る人だと思わないと付き合わない、よ?
「言っておくけどこの文面、アタシが愛川君好きみたいな感じになってるけど、違うからね!微塵もないからね!」
ワカッテるよ!
「でも、もうちょっと考えなさい」
あっなるほど、こういう叱られかたもするんだなー。
あれ?
ひょっとして彼女の意見に賛成な人たちっているのかしら?あらあら。
「あ〜なんか言いたいこと書いたらスッキリしたわ。まあ、いいわ。そういうこと言って、愛川君は女の子に嫌われちゃえ」
なんでやねん!
「というわけで、アドレス変更よろしく」
そこかい。
「まあ、恋しなよ、愛しなよ」
はい。
「そして、まあ、あれだ」
なに?
「謳歌しなよ」
ヤメテー!
僕の定番台詞をワザとらしく使わないでー!
というワケで僕が恋しているのか、していないのかは追及されないままにメールは終わった。
まあ追及されても言わないけれど。
しかし本当に素敵な友人を持って僕は幸せ者だ、と、思うようにしたのであった。
ありがとう。
いや心から本当に思っているよ。
そして君のことがホント、好きだよ。
あっまた言っちゃった。
ラブリバー

