2011年 01月 28日
稽古場情報 僕らはやってくる者たちだ
ルーツというものがある。
これがない人はいない。
生物としての遺伝子学的ルーツ。
魂のルーツ。
僕は昨年の春にルーツを知った。
それはヒョイとやってきて、不思議な意味を僕の心の中に刻んでいた。
自分がいま、ココニイルことについて、膨大な量の物語があったのだと、シンプルにリアルに身体におちたのだ。
そしてその時僕の魂は、ルーツを辿る旅に出かけた。
つまり、そんな、ルーツにまつわる、ハナシ。
彼女はあまりの忙しさの自分に戸惑っているように見えた。
久しぶりに会った彼女は、自分のやりたいことと、自分に求められている、ヤラナケレバナラナイことの狭間で、自分の所在を見失っているように見えた。
実際は頭の良い人なので、キッチリとやりたいことと、ヤラナケレバナラナイことの意味を振り分けている。
そして自分の所在を知っている。
そこで踏ん張っている彼女は美しい。
しかしそれは脳みそのレベルであって魂のレベルではない。
それでも彼女は楽しむし、楽しんでいるし、きっと楽しもうとするだろう。
彼女は僕と話しながら、自分と理想との小さなズレ(でもそれは決定的なズレ)っ、それでも前向きにヤラナケレバナラナイこと、それを楽しむこと、でも何処かで違うと感じていること、そのようなニュアンスの言葉を、本心を上手に隠しながら連ねてゆく。
表層で。
ささやかな深層で。
彼女は様々な同時性で、語る。
彼女は、本当にやりたいことのために、ヤラナケレバナラナイたくさんの布石であろう、様々な仕事の意味を知っている。
それでも魂が探しているようだ。
自分のやりたいことと、ヤラナケレバナラナイことが一致する場所を。
僕はそのように感じながら、でも彼女ととりとめのない話をして、「じゃあまたね」と普通に自然にアッサリと別れた。
それから彼女はまた忙しい日々の中に帰ってゆく。
僕も創作活動の日々に戻ってゆく。
そんな彼女が自分のルーツを見つけたと、ふとしたキッカケで知ることになる。
その時、彼女がやりたいことを素直にやれていた時期を思い出した。
僕らはそんな時期をたくさんの仲間たちと共に過ごした。
その時の彼女はまるで、無邪気に遊ぶ少女のようだった。
今でもその姿が脳裏に焼きついている。
ずっと続くような気がした、創作活動だけの日々。
永遠はない。
でも永遠に続くかもしれない、道がある。
それはルーツからやってきて、自分を通り、未来へ向かう道程だ。
人はそれを家系と呼ぶかもしれない。
血ではなく歴史と呼ぶかもしれない。
継承。
伝承。
伝説。
神話。
受け継がれてゆく物語。
あるいは思想。
あるいはささやかな想い。
瞬間を引き継ぎ、積み重ね、ひたすらに僕らはゆく。
彼女はルーツを辿り、彼女の中で何かが埋まっていったようだ。
ぽっかりと空いた白に、ルーツの道の色がつく。
足跡。
見えないだけで確実に僕らの魂に刻まれた足跡。
そしてそれらが音を奏でながらやってくる。
音たててやってくる。
それはきっと明日へ向かう足音だ。
それがまた、誰かに引き継がれてゆくかもしれない。
永遠はない。
それでも永遠を願う想いはある。
永遠にツナガル想いのバトンがある。
僕は想う。
ルーツからやってくるモノを。
僕は願う。
彼女が辿り着くことを。
僕は祈らない。
僕にはまだやれることがある。
祈るのは、それからでも遅くない。
そんな覚悟で執筆をしている。
愛川です。
来週の稽古の予定です。
★1月30日夜東長崎/17時30分〜21時30分
★2月1日夜要町和室/17時30分〜21時30分
★2月4日夜東長崎/17時30分〜21時30分
いつもだいたい池袋周辺で稽古。
稽古内容。
アップ、基礎練習、ミッシングウォーク、作品作り。
興味のある方は愛川武博(loveriver@di.pdx.ne.jp)まで『稽古場参加希望』とタイトルに書いてメールください。
これがない人はいない。
生物としての遺伝子学的ルーツ。
魂のルーツ。
僕は昨年の春にルーツを知った。
それはヒョイとやってきて、不思議な意味を僕の心の中に刻んでいた。
自分がいま、ココニイルことについて、膨大な量の物語があったのだと、シンプルにリアルに身体におちたのだ。
そしてその時僕の魂は、ルーツを辿る旅に出かけた。
つまり、そんな、ルーツにまつわる、ハナシ。
彼女はあまりの忙しさの自分に戸惑っているように見えた。
久しぶりに会った彼女は、自分のやりたいことと、自分に求められている、ヤラナケレバナラナイことの狭間で、自分の所在を見失っているように見えた。
実際は頭の良い人なので、キッチリとやりたいことと、ヤラナケレバナラナイことの意味を振り分けている。
そして自分の所在を知っている。
そこで踏ん張っている彼女は美しい。
しかしそれは脳みそのレベルであって魂のレベルではない。
それでも彼女は楽しむし、楽しんでいるし、きっと楽しもうとするだろう。
彼女は僕と話しながら、自分と理想との小さなズレ(でもそれは決定的なズレ)っ、それでも前向きにヤラナケレバナラナイこと、それを楽しむこと、でも何処かで違うと感じていること、そのようなニュアンスの言葉を、本心を上手に隠しながら連ねてゆく。
表層で。
ささやかな深層で。
彼女は様々な同時性で、語る。
彼女は、本当にやりたいことのために、ヤラナケレバナラナイたくさんの布石であろう、様々な仕事の意味を知っている。
それでも魂が探しているようだ。
自分のやりたいことと、ヤラナケレバナラナイことが一致する場所を。
僕はそのように感じながら、でも彼女ととりとめのない話をして、「じゃあまたね」と普通に自然にアッサリと別れた。
それから彼女はまた忙しい日々の中に帰ってゆく。
僕も創作活動の日々に戻ってゆく。
そんな彼女が自分のルーツを見つけたと、ふとしたキッカケで知ることになる。
その時、彼女がやりたいことを素直にやれていた時期を思い出した。
僕らはそんな時期をたくさんの仲間たちと共に過ごした。
その時の彼女はまるで、無邪気に遊ぶ少女のようだった。
今でもその姿が脳裏に焼きついている。
ずっと続くような気がした、創作活動だけの日々。
永遠はない。
でも永遠に続くかもしれない、道がある。
それはルーツからやってきて、自分を通り、未来へ向かう道程だ。
人はそれを家系と呼ぶかもしれない。
血ではなく歴史と呼ぶかもしれない。
継承。
伝承。
伝説。
神話。
受け継がれてゆく物語。
あるいは思想。
あるいはささやかな想い。
瞬間を引き継ぎ、積み重ね、ひたすらに僕らはゆく。
彼女はルーツを辿り、彼女の中で何かが埋まっていったようだ。
ぽっかりと空いた白に、ルーツの道の色がつく。
足跡。
見えないだけで確実に僕らの魂に刻まれた足跡。
そしてそれらが音を奏でながらやってくる。
音たててやってくる。
それはきっと明日へ向かう足音だ。
それがまた、誰かに引き継がれてゆくかもしれない。
永遠はない。
それでも永遠を願う想いはある。
永遠にツナガル想いのバトンがある。
僕は想う。
ルーツからやってくるモノを。
僕は願う。
彼女が辿り着くことを。
僕は祈らない。
僕にはまだやれることがある。
祈るのは、それからでも遅くない。
そんな覚悟で執筆をしている。
愛川です。
来週の稽古の予定です。
★1月30日夜東長崎/17時30分〜21時30分
★2月1日夜要町和室/17時30分〜21時30分
★2月4日夜東長崎/17時30分〜21時30分
いつもだいたい池袋周辺で稽古。
稽古内容。
アップ、基礎練習、ミッシングウォーク、作品作り。
興味のある方は愛川武博(loveriver@di.pdx.ne.jp)まで『稽古場参加希望』とタイトルに書いてメールください。
by moving_sheep
| 2011-01-28 10:15
| 稽古場レポート
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