移動する羊 是楽日

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移動する羊による稽古場の一つであり、呟きの場であり、表現の場所 物語・小説・詩・遊び

2011年羊稽古場、四日目なんてまだまだ始まったばかりね

加湿器を部屋に導入。
あまりの潤いに部屋がなんだか柔らかい。
しかしココロまでは潤わない。
アタリマエか。
ココロは果たして何で加湿しよう。
愛川です。



昨日稽古でした。
2011年の稽古が始まって、まだまだ四日目なんて思いもよらなかった。
基本的に人生は地続きだから、ひたすらの執筆に疲れているのか?
それでも、稽古場は楽しい。
楽しい稽古場には、脚本が必要だ。
面白い脚本なら、さらに良い。
というワケで、執筆にも気合が入るってものだが、執筆人生そうは簡単にいかないね。

平日稽古は、皆様の仕事後だったりするので、モードがなかなかお芝居のモードになりません。
ココロがなかなか使えません。
使えるものが、少なくなります。
ミッシングウォークをやると顕著に分かるのです。
そのためか、初めは細野美也・飯塚美雪・竹中勇貴・ヨーコでやっていたのですが、なかなか表現の領域に入りきらない。

ソコに加田斎、遅れて参戦。

あっという間に影響が広がる。
皆の反応の感度が上がる。
表現が上がる。
ココロが動く。

ここが、面白いところ。
たった一つの要素が、座組の意味を変えてしまうことが、ある。
さすが、加田斎。
移動する羊のメンタル。

昨日の一番は細野美也でした。
ミッシングウォーク中に、ある領域に。
彼女には珍しく、怒りにも似た負の表現。
しかし、そこには表現の領域としての人間のリアルがあった。
ココロを動かす美しさがあった。
矜持があった。
移動する羊的に言えば、耽美だった。

劇団やぶさか看板ホソノミヤ素晴らしい。

その後に、4月公演に向けての相談。
それぞれの、それぞれに対する想い。

面白い。
まさに演劇だ。
集団で作る意味が、ソコにある。

最後に配役を少し変えて脚本を読んだのだが、やはりアテガキというのは有るんだなって思いました。
僕は両方で、作品を書く。
作品から生まれる役と、俳優から生まれる役と。
作品が生むキャラクターと、俳優が生むキャラクター。
作品がつくる俳優と、俳優がつくる作品と。

ある程度配役が決まって、その演じる役者にあてて、役を書き直したりもするのだけれど、僕は、その役者に出来ることだけじゃなく、課題や新しい一面に向き合うような、いくつかの表現を用意する。
そして、その人の持っている理想で書く。

つまり、良さと苦手と理想をなるべく同時に織り込む。

結果出来あがった作品は、他の俳優でも観たくなるような限定的で、かつ戯曲性のある作品になる。

ようだ。
よく言われるので、そうなのだろう。
結果なので、あまり分析しないが、よくそういう風になる。
みたいだ。

そのようなことを考えながら4日目が終わったのであった。

にゃんにゃん。
by moving_sheep | 2011-01-26 20:51 | 稽古場レポート | Trackback