さらば鹿児島、再び東京へ

短い鹿児島滞在でしたが、なんだか長い時間を過ごしたような心持ちの日々でした。

ギュウヅメの4日間でした。



鹿児島に帰って来ていつも思うのは、家族の仲の良さと、圧倒的に僕らは違う人間なんだ、“個”なんだということなのです。
紙一重が決定的な差になり、そこには近しいからこそ感じる、絶対的な他人がいます。

やはり思うのは、家族以外の人のほうが、相性や考え方や理想やお互いの意味が、重なりあう部分が多い人がいるということでした。
いえ、まあ、家族以外でも自分は稀ですが。

僕はあまり集団が好きではありません。
僕はあまり人が好きではありません。
それは勿論、自分を含めた集団や人であり。

でもきっとその気持ちと同じくらい、集団や人や自分を大切だと思っていると思います。

いつも実家に帰るとそう思います。
それでも僕らは仲良しです。
だからこそ僕らは仲良しです。
だからこそ僕は、実家に帰って、まだまだ自分が目指さなければならない場所や、意味や、存在の大きさに、痛いくらいに気づかされるのです。

なんてことをずっと深く考えいるワケでなく、いやむしろ、ほとんでそんなことは考えず、姪甥たちと遊んで、姉弟で盛り上がって話している、ひたすらに楽しい4日間でした。

基本、奄美大島生まれの楽天的思考だったり。
やっぱり、見た目はオッサン、心は子供だったり。

鹿児島最後は妹が、彼女の作ってくれたパンを空港まで届けてくれました。
家までガマンできずに空港でもぎゅもぎゅと食べました。
とてもとても美味しかった。
ごちそうさまです。
ありがとう。

さて、みんなから力をもらって、また東京で演劇ライフです。

今年は「高く、遠く、深く」だけじゃなく、広く。

もっと広く。

タケケ

by moving_sheep | 2011-01-03 11:08 | takeke | Trackback
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移動する羊による稽古場の一つであり、呟きの場であり、表現の場所 物語・小説・詩・遊び


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