妄想羊飛翔編

勿論始まりは、妄想羊創世編が公演中止になった時からだ。
いえ、創世編なんて記してますが、はい、今勝手に前回を創世編にしているのら。
てへ。
妄想羊の最大にして最強の呼び名の高い妄想少女、藤田祐子の一声から始まった。

「妄想収集家やりましょうよ」

登山家にとって山があれば登ると同じように、演劇妄想少女、藤田裕子にとって脚本と演出家と上演する機会があるのなら、それは上演されるべきことなのだ。ごくごくアタリマエのことなのだ。僕は、あのキラキラと情熱に溢れた瞳を忘れられない。
とはいえ、藤田祐子は今日まで意外とノンビリしたけどね。
めちゃくちゃ時間あるのに台詞覚えてな、い、じゃ~ん。
君は本当にやりたいのかっ!
と思うこともしばしばだが、まあ、彼女の中では燃えている、らしい。

そんなワケであとはそう、相手役だ。
そして何より相手役を探すのは大変だ。
さて、どうする?
となった時に候補にあがったのが、竹中勇貴その人だ。

(そのあたりの役者決定のやりとりを記した呟きが11月21日のタケケのカテゴリーにあるのでよろしければどうぞ)

彼はまさに役者という、感じ。役者がやりたくて、役者のスタンスを持っている。

そんな彼と話していたら、なんと僕と同じささやかな趣味(いや趣味というほどではない、が、趣味)があることが発覚。それは、『お部屋賃貸雑誌』を読むということである。これは求人募集の雑誌を読むのと、ほぼ一緒なのだが、部屋を借りるテイで、新しい我が家を妄想して楽しんでいるのだ。(つまり賃貸雑誌や、求人雑誌は新しい部屋や、職場を妄想しながら読むと、めちゃくちゃ楽しい、の)
なんということだ!
彼は妄想を買っていたのだ!
いや、これはそう、妄想を集めていた、と、言っても、過言では、ない!!!

・・・・・・。

いえ、はい、過言です。
こじつけです。

なにはともあれ、僕らは演劇妄想少女の熱い想いに引っ張られ、なんだかんだと『妄想羊』という座組みを新たに組み直すことになったのだ。
それは頂を目指す登山家のように、演劇が好きな演劇のタカミを目指す、役者の座組みになった。

自分が妄想の産物だと感じている永遠妄想少女(という歳でもないけど)藤田祐子。

漫画が好きで妄想を買うことが好きな永遠の27歳(ずっと昔からその年齢で言われる)竹中勇貴。

その二人のユニット名はそう、妄、想、羊!!

・・・・・・。

前と一緒ジャン!
飛翔してないじゃん!
えー?何々、なんて言えばいいの?
募集しちゃう?
募集しちゃう?
ユニット名募集しちゃう?
どんなんがいい?
ん~?
はっ!

とりあえずは、妄想羊ギアセカンド。(俺は妄想王になる!)
え?え?え?違うかっ。ならば、スーパー妄想羊人?(オッス!おら、妄想)
あるいは、妄想スタンド?(無駄無駄無駄無駄~)
妄想卍解!(妄想万歳みたいだな。料理しちゃう?爆ぜろ、妄想!)
むしろ、九尾の妄想ですか~?(そもそも九つの意味がワカラン、だってばよ!)
もうこうなったら、ぴゅ~と吹く妄想。(髭妄想、ウォンチュー!あっこれはマサルさんかっ)
長寿にあやかって、こちら移動する妄想羊前派出所。(そんな警察官、やだっ)

そんなこんなで、募集中です。
うそ!?
ホントに?
うそ、遊んだだけです。
むふー。
子供か!

そう子供だ。
僕らは妄想で遊ぶ子供なのだ。
子供の心で、表現のタカミで遊ぶ、子供なのだ。

だから、僕ら藤子、竹子、愛子、三人の子供で世界に散らばった妄想を集めるぜ。
(何故、子、なのかはさておき、ね。いや、はい、子供だから、です。すみません安易で、まあ)

よ、ろ、し、く、お願いしまする。

三人で面白い作品にします。



なにはさておき、僕らは再び妄想収集中。

by moving_sheep | 2010-12-16 18:22 | 妄想収集家 | Trackback
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移動する羊による稽古場の一つであり、呟きの場であり、表現の場所 物語・小説・詩・遊び


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