公演なりー!深海から浮上する
なんて可愛いのだろう。
なんて無邪気なのだろう。
僕はこの笑顔を知らない。
無意識の天使は、最大級の笑顔で僕の心に幸せを届けてくれたのだ。
それは恋とか愛とかじゃ語れない、魂の反応だった。
僕は出逢い、また出逢い、そしてまた出逢ったのだ。
でもこれを一般的には恋というのだろうか?もしそういう言葉が適切ならば、僕は恋をしたのだな。それとも愛の領域に属する気持ちなのだろうか?確かにイトオシイと思うから、それはそれで正しいのかもしれない。ただ、この気持ちの存在は、僕の中には今までなかった。つまり僕は初めて出逢ったのだ。
だから、この気持ちの名前を僕は知らない。
僕はこの気持ちの名前を探さなくてはならない。
それは長い長い旅になるかもしれない。
果てしない旅になるかもしれない。
それとも明日、ひょいと僕は探し出せるかもしれない。
明日、僕はこの気持の名前を知るかもしれない。
言葉はいつもどこにも届かずどんどんウソになってゆく。
言葉がなければ約束なんてしなくてすむのに。
期待なんてしなくてすむのに。
でも僕は言葉にしなければならない。
言葉を探さなくてはならない。
この気持の名前を探さなくてはならない。
旅立たなければならない。
そして僕はその夜に夢を見る。
僕は暗闇の中にいて、遠くの方から音が聞こえる。
何だろうあの音は、まるで静かな音楽。
僕はもっとその音が聞きたくて、ゆっくりとそこへむかって進んでいく。
ひたすらに、ひたすらに目指し続ける。
ゆっくりと、ゆっくりとそこにむかう。
暗闇の中でその音だけをたよりに、その場所をめざしてゆく。
するとさ。
少しずつまわりが明るくなってくるんだ。
光が強くさしてくるんだ。
そうだあの音はあの光の先端から聞こえてくる。
光が強くなればなるほど音は大きくなってくる。
ゆるやかによせてはかえすやさしいリズム。
あれを知っている。
僕は知っている。
あれは。そうだ。あれは。
波だ。
目をさましてなぜか泣いてしまったあの時の波だ。
波だ。
涙。
あふれでる涙。
探しに行こう。
僕の中に生まれた、この気持ちの名前を探しに行こう。
きっとみつかる。
きっと探せる。
そしてそれをみつけた瞬間に、僕は大きな声でその名前を叫ぶんだ。
行こう。
大丈夫。
僕は大丈夫。
だって僕は。
ささやかな祈り。
そして目が覚めて、僕は僕の意味を知る。
愛川です。
公演やります!

