目が覚めて、泣きたくなるほどの事実を想う

12月に芝居に出ます。
その顔合わせをちょっと前にしました。
脚本演出家の家にいく。
ハジメマシテと挨拶をする。
作ってくれた餃子を食べる。
読みあわせをする。
ノンビリする。

僕は自分でもビックリするほどリラックスをしていました。
たぶん初めてに近いほど、僕は彼女に心をゆるしていました。
なんて楽にいられるのだろう。
なんて自由でいられるのだろう。
羊の稽古場に戻ってある女優さんにその事実を言いました。
「いいんじゃない、久しぶりに自分らしく芝居してみなよ」
そうだね、僕は楽しみだよ。
面白い作品にしよう。

でも、さよなら。

サヨナラ。

目が覚めて、僕は泣きたくなるほどの事実に呆然とする。

さよなら。さよなら。さよなら。
ただ、今は、サヨナラ。

タケケ

by moving_sheep | 2010-09-05 08:05 | takeke | Trackback
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移動する羊による稽古場の一つであり、呟きの場であり、表現の場所 物語・小説・詩・遊び


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