移動する羊 是楽日

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移動する羊による稽古場の一つであり、呟きの場であり、表現の場所 物語・小説・詩・遊び

第六感を使い、第七感を目指す

ミッシングウォークとは移動する羊のオリジナルメソッドで、簡単に説明すると、五感を使い、六感を感じながら歩き、様々な表現を移動する稽古です。

稽古なのですが、五感をすべて使って表現の領域にいようとしているので、臨場感を伴いながら作品のように見えます。

物語が見えます。

人間が見えます。

僕らは演劇としてやっているのですが、時としてダンスに思われます。
それはそれで構わないのです。
でも、演劇である、と思っています。

基本的に身体とか心とか頭は、使わないと使えないものなので、すべて使うようにします。

日常の五感を使い、六感を使い、そのすべてをコントロールしようとして、初めてコントロール不能な第七感が立ち現れると思っています。


第七感は演劇で言うとこの「表現の領域」なのではないかな、と思います。

それは「感動」だったり、「興奮」だったり、「奇跡」だったり、「人間」だったり、まあ、色々なものに形を変えるものでもあるのかもしれません。

ひょっとすると「表現の領域」なんてものではなく、日常に帰依するものかもしれません。

どちらにせよ、そこには「日常」も、「稽古」も、「本番」も、すべてあるのですから。

そのすべてに行けるのですから。

なので、ミッシングウォークの稽古はとても疲れます。
心も身体も頭もヘトヘトになります。
でも、この稽古、役者の本質がよく分かります。
苦手なことも、得意なことも、無意識も、意識も、本当によく分かります。

何故なら、ミッシングウォークは人間の歩きだからです。

人間そのものの歩きだからです。


歩くことは、生きることだ。
by moving_sheep | 2010-05-27 17:02 | メソッド【ミッシングウォーク】 | Trackback