移動する羊 干支公演・弐 -酉-
『バード・クロニクル』

作・演出:愛川武博
音楽:石橋りょう

【出演】
律人(劇団ピンクメロンパン)
Mana-T(TEAM空想笑年)
坂本一朗
結城遊輝


鈴木淑心
中村仁美
竹中勇貴
湖子


藤田祐子

石橋りょう
加田斎
タケケ

【衣装・メイク】MOKI(BIG MOUTH CHICKEN )

<チケット>
前売り・当日2500円
高校生以下1000円

<開演日時>
12月2日(土)
14:00
19:00

12月3日(日)
14:00

受付・開場は各30分前より
各回定員45人



[予約フォーム]
https://www.quartet-online.net/ticket/bird-chronicle


<場所>
新生館シアター
住所:〒170-0011 東京都豊島区池袋本町1-37-8 中村ビル2F
HP:http://kitaike-shinseikan.com/index.html

【アクセス】
・東武東上線「北池袋」駅より徒歩1分


バード・クロニクル、その始まり



来栖啓太郎は語る

始まりは2015年の1223日。
奇妙な日だった。

朝に春が来て、昼に夏が来て夕方に秋になり、また冬のように一日が巡った日のことだ。

俺たちは昼間の夏に浮かれ、ある川原に行った。そこで奇妙な物語に巻き込まれる。物語の始まりはキャンプ場にふっと現れた。猿だ。階段の横にある少し小高い岩の上に、小さな子どもの猿が居る。まるで母親とはぐれたかのよに、周りをきょろきょろと見、そして、俺らを見つけると、微笑んだように見えた。
琴乃が子猿に話しかけた。

「どうしたの?母親とはぐれた?」

すると蓮がさらに子猿に声を掛けた。

「誰かを探しているみたい。だから迷子じゃないよ。」
俺は言った。
「もし探しているとしたら、一体だれを探しているんだ?」

その時、頭の中に声が響いた。

〈森の王。〉


「え?」

“森の王?”

おそらく頭の中でこの言葉を繰り返したのは、俺だけじゃないはずだ。そして何より、この頭の中に響いた声を自然と引き受けているのも俺だけじゃないはずだ。つまり俺たちは、もう既にこの時点で奇妙な物語に両足を突っ込んでいたのだ。蓮が言った。

「ひょっとして。」

“ん?ひょっとして?”

琴乃が言った。

「おそらく。」

“ん?おそらく?”

「なんだよ蓮、琴乃。」

俺のその質問の後に琴乃が子猿に向かってこう言った。

「ひょっとして、君が語りかけているのかな?」


〈やっぱり君たちには聴こえたか。〉


また頭の中に声が響く。

「あなた、何者なの?」

琴乃が聞くと、声が答えた。


〈俺は王になれなかった。王の残留思念だ。この子猿の身体に憑いて、お前たちに話しかけている。お前たちに直接語りかけるほど、もう俺には力が残っていない。それでも王は王だ。いや、厳密に言えば王になれなかった王子か。とにかく、俺たちのことは“見えざる王”とでも呼んでくれればいい。〉


「見えざる王?」

蓮が言った。

「その見えざる王が私たちに何の用なの?」

琴乃が言う。


〈俺は…。〉


俺たちはかたずをのんで、ただ答えを待っていた。すると、その森の見えざる王はこう言ったんだ。


〈お前たちの中に王になれる資質を持っている者が二人いる。それも一人は、俺が慣れなかった森の王だ。お前だ、ソコに居る男。〉


「俺?!」

俺は答えた。

〈お前じゃない。〉


「えぇ
~。

俺は落胆した。


〈つまり、お前だ。〉


「蓮?」

俺は振り向いた。

その時の連の瞳の中にあった奇妙な輝きを俺は今でも忘れられない。

「僕が森の王?」

そう言うと蓮は森を見た。

「じゃあ、俺は俺?」


〈お前は王にはなれないが、うん、王を守る剣士にはなれそうだ。どうやら二人の近くに居て、そのような素質が身についたのかもしれん。どうだ。蓮とやら、森の王を目指してみないか。〉


その時、遠くの方で、奇妙な鳥の鳴き声を聴いたような気がする。すると見えざる森の王は言った。


〈くそ。風か。愚かなことを。身体を手に入れても、俺たちは、リアルには敵わない。いつか消える定めだ。いつか取り込まれ、いつか消える定めだ。〉


蓮が言った。

「ならば何故お前は、俺に森の王になることを勧めるんだ。」


〈俺は欠片でもいい。俺の魂の思想を誰かにバトンしたいんだ。どうだ。森の王を目指さないか、王子よ。取りあえず、ここはいったん引き揚げるとしよう。それまでに決めておくんだな。王を目指すか目指さないか。〉


その時、はっきりと、鳥の声が聴こえた。空を見上げると、一匹のカササギが森の上空を渡っていた。ふと気付くと、子猿はもう居なくなって声も聞こえなかった。簡単に言う。それから俺たちは、別々の道を歩くことになる。それは、王子と姫の王になるそれぞれの道だ。後半は適当に喋ったが、まぁこんなもんだ。分かったか。つまり森の王を目指し叶わず森そのものになっちまった蓮のなきあと、頂を目指しているのが、俺が守っているのが風の姫さまってワケだ。






風の王を目指す姫と王子には力があった。


自分の魂の風を具現化する力。


その名は<ウィンド>


姫と王子の奏でる音楽の風を力に、闘うウィンドたち。


アコーディオン・シンセサイザー・バイオリン・リコーダー・ベース・パーカッション


そのそれぞれの姫と王子に、ウィンドが存在する。


そのウィンドたちは出現し。



踊り闘う。


そして謎の男、Soul magicianと魂を撮ることの出来るという今井優子。





物語は、王を目指す者たちの戦いの12か月だ。



# by moving_sheep | 2017-12-03 22:00 | ‘17干支公演弐‐酉‐バード・クロニクル | Trackback | Comments(0)
# by moving_sheep | 2017-09-14 10:22 | 音楽劇・月の姫さま | Trackback | Comments(0)
# by moving_sheep | 2017-09-10 12:29 | 音楽劇・月の姫さま | Trackback | Comments(0)

b0042190_12003256.jpg
b0042190_12003116.jpg
b0042190_12003112.jpg
b0042190_12003140.jpg
b0042190_12003041.jpg
b0042190_12003347.jpg

ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました!

羊の初の音楽劇
『月の姫さま』
おかげさまで満員御礼の中、無事、初日にやまない拍手の中終えてから、全四回を駆け抜けました。

僕らは”日常”を描きたいのです。
形にしたいのです。
日常は圧倒的情報量を持って、物語で、個人的で。
だから伝えることは難しくて。
それでも足掻いていました。

物語の中に立つ物語。
圧倒的でささやかで。
そして日常は非日常を携えていて。
僕らは日常と非日常を移動します。
たくさんを移動する。


素敵な両国門天ホールを貸していただいた黒崎さん。
トオシを観にきて、シコミも手伝ってくれた真奈さん。
当日受付の海老原さん細野さん。
役者の皆さま。
何よりご来場いただき劇場で共に創ってくれたお客様の皆さま。
本当に本当に本当にありがとうございました!

僕らはまた日常と非日常を移動しながら、物語と音楽を奏でていきます。

愛川武博

b0042190_11212218.jpg
b0042190_11212256.jpg
b0042190_11212152.jpg
b0042190_11212143.jpg
b0042190_11212190.jpg
b0042190_11212066.jpg
b0042190_11212003.jpg
b0042190_11212152.jpg
b0042190_11183269.jpg
b0042190_11183260.jpg
b0042190_11205759.jpg
b0042190_11205785.jpg
b0042190_11211954.jpg
b0042190_12003383.jpg
b0042190_12003306.jpg
b0042190_11212035.jpg

b0042190_11200041.jpg

b0042190_11200438.jpg
b0042190_11195917.jpg

b0042190_11200368.jpg


# by moving_sheep | 2017-09-10 12:11 | 音楽劇・月の姫さま | Trackback | Comments(0)

移動する羊 音楽劇
『月の姫さま』

作・演出:愛川武博
音楽:石橋りょう

【出演】
藤田祐子
加田斎
律人(劇団ピンクメロンパン)

武石創太郎(TEAM空想笑年)

三瓶真理(劇団ゴールデンタイム!)
ハヤシチグサ

中村槙一郎

【音者】

石橋りょう

【衣装・メイク】
MOKI(BIG MOUTH CHICKEN )

<
チケット>
前売り・当日2500

高校生以下1000

<
開演日時>
9
2(
)
13:00

17:00

93()
13:00

17:00

受付・開場は各30分前より
各回定員40

<ご予約>

https://www.quartet-online.net/ticket/idousutuhitshuji

<
場所>
両国門天ホール
住所:〒130-0026 東京都墨田区両国1-3-9 ムラサワビル1-1
【アクセス】
JR「両国駅」西口より徒歩5
・地下鉄都営大江戸線「両国駅」A4A5出口より徒歩10
・地下鉄都営浅草線「東日本橋駅」より徒歩10

http://www.monten.jp/access/index.html


小さな町に月の姫さまが降り立った。

月から、始まりの惑星と言われている地球へ。

彼女は探しに来た。

何を?

歌の中にあるという、愛を。

町の人々と、『厄災という名の物理現象』と名乗る謎の存在、サイ。

様々な想いが交錯するささやかな壮大。

果たして彼女は求めている<愛>を手に入れることが出来るのだろうか?


『あんたのその歌、貰うよ』



# by moving_sheep | 2017-09-03 20:00 | 音楽劇・月の姫さま | Trackback | Comments(0)
お疲れ様です。
タケケです。

短いお盆休みをはさんで、18日から本番へ向かって、いよいよ全速力体勢に入りました(>_<)
ドキドキ。

4月からずっとワークショップ形式を交えながら音楽劇『月の姫さま』の作品創作をしてきて、あと2週間弱で本番。
あっという間でした。
5ヶ月の日々。

…ん…でもそう考えると、長いΣ(゜Д゜)!

ですが、いつものようにやはり短い時間でした。
何せ羊としての初めての音楽劇。
ちなみにミュージカルではないのです(。-`ω-)
とはいえ羊っぽい、動くシーンもあったりはするのですが。

わくわくドキドキうきうきハラハラぽろぽろカラカラくらくらする作品にどんどん成ってきておりますΣ(ノ°▽°)ノ


今日は相変わらずの体幹楽曲歌歌いアップ(ようは体幹しながら歌ラインナップを一つ一つ歌う)という、ツラ愉しいアップから始まり、シーンをひたすら稽古していました。


ハヤシチグサさんの歌う楽曲『楽唄』がまた楽しく、『幼~おさな~』はグッと心が動きます。

律人さんの、瞬間で圧倒的心動を形にする芝居に涙ぐみ。

しんちゃんの佇まいに心を掴まれ。

祐ちゃんの笑顔や優しさに癒される。

これからも、もっともっともっともっとです(^-^)

b0042190_00094423.jpg
b0042190_00092449.jpg
b0042190_00082930.jpg
b0042190_00080191.jpg
b0042190_00081579.jpg
b0042190_00074895.jpg
b0042190_00070610.jpg
b0042190_00055142.jpg


b0042190_00051906.jpg
b0042190_00073371.jpg






# by moving_sheep | 2017-08-20 00:11 | 音楽劇・月の姫さま | Trackback | Comments(0)
再演します!

移動する羊 アトリエ公演
キノコ荘奇譚

作・演出:愛川武博
音楽:石橋亮

【出演】
藤田祐子
石橋亮
加田斎
タケケ

<チケット>
前売り・当日2000円
高校生以下1000円

<開演日時>
7月2日(日)
14:00~
18:00~
開場は各30分前より
各回定員15人

ご予約はメールにて!
こちらまで⇒idousuruhitsuji@hotmail.co.jp


<場所>
アトリエ・ハコ
〒167-0053
東京都杉並区西荻南3-8-19
ヤマイチビル3F(西荻窪駅から徒歩3分)
http://atelier-haco.com/


アパート〈キノコ荘〉に入居した新人作家の森瞳は、次回作が書けずに悩んでいる。
同じく新人編集者の神野智明は、そんな彼女にあれやこれやと悪戦苦闘。
そんな中、ふと彼女は気がついて言った。

「ねぇ…やっぱりこのアパートには何かを感じる…」

久しぶりに帰ってきた隣の住人の写真家は、どこか強い想いを秘めていて。
大家さんには、見えない何かが見えているようで。
そんな二人をも巻き込んで、共に作品を創ることになった彼女が見つけた“物語”との出逢いとは?

人も建物も何かを感じさせる〈キノコ荘〉で巻き起こる、ワンルームささやか創作奇譚。



【ご挨拶】
移動する羊の愛川武博です。
初演の3月の年度末の忙しさに観に来られない方々へむけて、キノコ荘奇譚、再演いたします!


『キノコ荘奇譚』はアトリエハコをキノコ荘に見立てて上演された二作品

(2015年10月)と
(2016年3月)
その二十年ほど前までさかのぼる物語です。
アトリエハコの素敵な空間は、この作品群を支える大きな要素です。
アパートキノコ荘はアトリエハコの空間と、まるでシンクロするように生まれました。
そのキノコ荘を舞台にした作品シリーズ。
『空を見上げる彼女の瞳に映る色』は、絵本作家の河合祐子が仲間たちと絵本を創るまでの物語。
『想の怪』は河合祐子が新しいメンバーとキノコ荘の不思議を感じながら、〈共に創る〉ことの大切さを知る物語。
今回はキノコ荘が建てられて間もない頃、河合祐子の母親である森瞳が住んでいた時のオハナシです。

そして森瞳の物語は
と『心に咲く花を彼女は孤独と呼ぶ』を経て、キノコ荘奇譚へと向かいます。

「たくさんの想いが集まり生かされていく場所にしたい」
大家の中島歌空絵の想いを始まりに建てられたアパート〈キノコ荘〉の、ちょっとだけ不可思議な物語。


この作品は僕たちの共に創る日々の一つの代弁でもあるんだなと、初演をするにあたり思い感じご挨拶に書かせていただきました。
そして初演が終わってまた更に、たくさんを共に創りたいと思えた作品です。


ちょっと可笑しくてちょっと哀しくて、ちょっとだけ不可思議な物語。
移動する羊のささやかコメディ、皆さま是非アトリエハコまでお越しいただければ幸いです。


アトリエハコでお待ちしております。
愛川武博

# by moving_sheep | 2017-04-30 09:11 | キノコ荘奇譚~夏・2017年再演7月 | Trackback | Comments(0)
30日31日のキノコ荘奇譚、ひとまず全公演を終了しました。

また近いうちに上演するかもしれませんが、まずは一つ。
ご来場いただいた皆様、本当に本当にありがとうございました!

羊として初めて脚本も販売しました。
愛川武博脚本&石橋亮の楽譜つき&羊アクトマップ(創作マップ)チラシ表紙つきで和綴じのボリューミーな脚本です。
サントラCDも。

藤田祐子デザイン(キャンディーヌ河合・作)の『泣き虫パンダの大冒険』からのキャラクター缶バッチも、いつものように販売。
(まさかの一つ売れf^_^;)

お客様の比率だけで言えば1割の人が脚本を購入Σ( ̄□ ̄;)
5分の人がサントラCDを購入Σ(゜Д゜)

いやいやだからと言って1000人観たら100人が脚本を(50人がサントラCDを)買うとは思いませんが、なんだかちょっと嬉しいのでした。

「欲しいから販売してください」の要望に応えて良かったな~と思いました。


この作品はまた一つ、“僕ら”の始まりにするために動き出した作品です。
大切なことを大切にして先に行くために、共に創るで行くために、創るで生きて行くために。
ここまでたくさんの失敗とたくさんの学びと、まだまだ足りなさを感じながら、明日へ向かって全力で足掻き移動します。

この作品発表を始まりに、もっともっと遠く高く深く(そして今は更に“広く”)行くために頑張ります!

作品を創るためにはとても重要で素敵空間な<アトリエ・ハコ>の絵里子さんエリックさん、何よりご来場いただいた皆様、本当に本当にありがとうございました!

移動する羊・愛川武博



キノコ荘稽古の日々の写真たちです( *´艸`)

b0042190_0121658.jpg
b0042190_012282.jpg
b0042190_0123982.jpg
b0042190_012492.jpg
b0042190_0125910.jpg
b0042190_0131669.jpg
b0042190_013283.jpg
b0042190_013386.jpg
b0042190_0135329.jpg
b0042190_014843.jpg
b0042190_01420100.jpg
b0042190_0143534.jpg
b0042190_014538.jpg
b0042190_01565.jpg
b0042190_015245.jpg
b0042190_0153525.jpg
b0042190_015561.jpg
b0042190_0161079.jpg
b0042190_0162472.jpg
b0042190_0164529.jpg
b0042190_01716100.jpg
b0042190_0173048.jpg
b0042190_0174960.jpg
b0042190_018638.jpg
b0042190_0182935.jpg
b0042190_0191353.jpg
b0042190_019356.jpg
b0042190_019522.jpg
b0042190_02068.jpg
b0042190_0203199.jpg
b0042190_0205224.jpg
b0042190_0211314.jpg
b0042190_0214936.jpg
b0042190_022533.jpg
b0042190_0223173.jpg
b0042190_0224925.jpg
b0042190_0231735.jpg
b0042190_023392.jpg
b0042190_0235611.jpg
b0042190_024121.jpg
b0042190_0243575.jpg
b0042190_025074.jpg
b0042190_0251985.jpg
b0042190_0253549.jpg
b0042190_026493.jpg
b0042190_0264017.jpg
b0042190_0265392.jpg
b0042190_0271058.jpg
b0042190_0272724.jpg
b0042190_0274650.jpg
b0042190_028824.jpg
b0042190_0282237.jpg
b0042190_0284088.jpg
b0042190_029424.jpg
b0042190_0292196.jpg
b0042190_0295385.jpg
b0042190_0301443.jpg
b0042190_0303242.jpg
b0042190_031134.jpg
b0042190_0312390.jpg
b0042190_0313869.jpg
b0042190_0315237.jpg
b0042190_0321676.jpg
b0042190_0325135.jpg

# by moving_sheep | 2017-04-03 00:35 | キノコ荘奇譚・2017年初演3月 | Trackback | Comments(0)
移動する羊 アトリエ公演
キノコ荘奇譚


作・演出:愛川武博
音楽:石橋亮
受付・音響:海老原あい

【出演】
藤田祐子
石橋亮
加田斎
タケケ

<チケット>
前売り・当日2000円
高校生以下1000円

<上演日時>
3月30日(木)19:30~
   31日(金)19:30~
(予定していた31日14時の回は諸事情により公演中止になりました。申し訳ございません)
開場は各30分前より

<場所>
アトリエ・ハコ
〒167-0053
東京都杉並区西荻南3-8-19
ヤマイチビル3F(西荻窪駅から徒歩3分)
http://atelier-haco.com/




ご予約はメールにて!
こちらまで⇒idousuruhitsuji@hotmail.co.jp


アパート〈キノコ荘〉に入居した新人作家の森瞳は、次回作が書けずに悩んでいる。
同じく新人編集者の神野智明は、そんな彼女にあれやこれやと悪戦苦闘。
そんな中、ふと彼女は気がついて言った。

「ねぇ…やっぱりこのアパートには何かを感じる…」

久しぶりに帰ってきた隣の住人の写真家は、どこか強い想いを秘めていて。
大家さんには、見えない何かが見えているようで。
そんな二人をも巻き込んで、共に作品を創ることになった彼女が見つけた“物語”との出逢いとは?

人も建物も何かを感じさせる〈キノコ荘〉で巻き起こる、ワンルームささやか創作奇譚。



【ご挨拶】
移動する羊の愛川武博です。

今回の作品『キノコ荘奇譚』はアトリエハコをキノコ荘に見立てて上演された二作品、空を見上げる彼女の瞳に映る色(2014年10月)と『想の怪(2015ねん3月)の二十年ほど前までさかのぼる物語です。
アトリエハコの素敵な空間は、この作品群を支える大きな要素です。
アパートキノコ荘はアトリエハコの空間と、まるでシンクロするように生まれました。

そのキノコ荘を舞台にした作品シリーズ。
空を見上げる彼女の瞳に映る色は、絵本作家の河合祐子が仲間たちと絵本を創るまでの物語。
想の怪は河合祐子が新しいメンバーとキノコ荘の不思議を感じながら、〈共に創る〉ことの大切さを知る物語。

今回はキノコ荘が建てられて間もない頃、河合祐子の母親である森瞳が住んでいた時のオハナシです。

「たくさんの想いが集まり生かされていく場所にしたい」

大家の中島歌空絵の想いを始まりに建てられたアパート〈キノコ荘〉の、ちょっとだけ不可思議な物語。
それは僕たちの共に創る日々の一つの代弁でもあるんだなと、作品を一年前に書き上げやっと今、なんだかとても腑に落ちるのです。
是非ともたくさんの人たちに観てもらいたいのです。

ちょっと可笑しくてちょっと哀しくて、ちょっとだけ不可思議な物語。
移動する羊のささやかコメディ、皆さま是非アトリエハコまでお越しいただければ幸いです。

アトリエハコでお待ちしております。

# by moving_sheep | 2017-03-31 22:00 | キノコ荘奇譚・2017年初演3月 | Trackback | Comments(0)

ドリンキングランナー

 大家さんのかだにゃんです。

 今回のお芝居には、あるランナーの話が出てくるのですが、私もふだん雨
がよっぽど降らない限り最低、5、6㎞走ることにしています。今日もいま
しがた皇居周りでロードワークしてきました。皇居ランナーってやつですね。
いや、いまちょっと「ロードワーク」という言葉使いたかったので、書いて
みました。でもなんで「ロード」の「ワーク」なんだろう? ま、「フッワー
ク」だと意味が違ってくるからなぁ。

 よく言われることですが、走るのが習慣になると、走らない日は逆に気持
ち悪くなったりします。だから、一時はお酒を飲んだ日も、走っていました。
普通は、走ったあとに飲みたくなるんだろうけど、アタシは逆に飲むと走り
たくなるようなところがありました。
 酒飲んで走ったら、当然アルコールが回って、気持ち悪くなって走り方も
ぐたぐだで、酔いがひどいとこけたりもするんですが、そいで、悪戦苦闘の
末、走り終わるとやはり気持ちいいんです。いやいや、ふだん走ったときの
気持ちよさとはまた違うわけだから「やはり」というのはおかしいか。とに
かく、ちょっと味わえない感覚です。
 ま、それはさすがに危険だと気づいたのでやめましたが、いつかあの“味”
をまた思い出して、酔ったとき走り出したくなることもあるのかなぁ、とかっ
て思ったりします。
 ほかの人はマネしないでください。ま、マネしないと思うけど。

# by moving_sheep | 2017-03-04 00:41 | Trackback | Comments(0)

移動する羊のつぶやきです。


by moving_sheep